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あわい(間)

たまに、ドキッとする日本語に触れる瞬間がありますよね。

今回たまたま友人が見つけた宿泊施設に、この言葉がありました。


里と海が出会う、わたしたちの土地、大洗は、
いのちが生まれ、いのちが息吹をふきかえす「あわい」の土地です。

海と陸、人と自然、俗世界と神の領域、此岸と彼岸…。
それらの「間」を意味するものして、あわいという言葉は、古来より使われています。

大洗は「あわい」の土地。
沖合で、北から流れ来る親潮と南から流れ来る黒潮が出会います。
岩礁や砂浜で、太平洋から寄せる波と常世の国の大地が出会います。
鳥居が立つ神磯では、日常と聖なる領域が隣り合わせで、そこにあります。
海と空が出会う水平線には、朝に夕に光の祝福が満ちています。

宿物語 | 大洗海岸の旅館 里海邸 金波楼本邸 (satoumitei.jp)


今回ちゃんと調べてみたところ、「あわい」ということばの意味は以下でした。


 「あわい」に似ている言葉に「あいだ(間)」がありますが、このふたつは少し違います。「あいだ」の語源は「空き処(ど)」で、AとBに挟まれた空間を言います。それに対して、「あわい」は「合う」を語源とし、AとBの重なるところ、交わった空間を言います。

日本にあふれている「あわい」とは ──【『別冊NHK100分de名著 集中講義 平家物語 こうして時代は転換した』より】 | NHK出版デジタルマガジン (nhk-book.co.jp)


なるほど・・・


ここでは「日本は『あわい』であふれている」といい、たとえば建築における「あわい」は縁側だそうです。

そういえば、高校時代「早くおばあちゃんになって、縁側でひなたぼっこがしたい。」というのが、将来の夢だったことを思い出しましたw

(夢がかなったのか?!現在ほぼ、縁側ひなたぼっこのような生活かもっ♪)


また時代の変化過程でも、前適応型の変化の時代を「あわい」の時代と呼ぶそうです。

まさしく今って、「あわいの時代」といえるかも知れませんね。



ということで、友人と1泊2日で行ってまいりました!

茨城県の鹿島市と大洗町と、日立市へ。

今回は上記のホームページにある大洗町の宿がとても気持ちよかったので、ご報告いたします。

入口付近、木目と柔らかい照明から癒されました。

海がすぐ目の前に見えます。
トップの写真もお部屋から撮った1枚。

ところどころにある生け花もきれい.…

木の温もりを感じます。

お食事の場所も、波の音がBGM。

細かい演出が嬉しいですね.…


今回は突然決まった旅でした。

行きたいと思った時に、行ってしまえ~ということで.…

思った以上に、感動の連続でしたね。


この写真は、お部屋から拝んだ日の出です。


日の出が見れるなんて。いつぶりだろう.…



皆さんにとっても・・・

ステキな「あわいの時代」でありますように・・・・・♪


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