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部屋干しを臭わず乾かすコツは「風」

梅雨時、部屋干しの機会が多くなります。けど、部屋干しは臭いが心配。洗濯モノを臭わず乾かすコツがあります。「風」を送ること。部屋干しのコツがわかってからは、洗濯は「部屋干し」がメインになっています。天気や時間帯関係なくなり、洗濯が楽になります。洗濯楽&家事楽な家づくりを探求中、以下HPもご覧下さい。

1.洗濯モノを早く乾かす「風」

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洗濯モノが乾く原理を知りたくて見つけたのが、「乾きやすい干し方」NHK動画。非常に分かりやすく洗濯モノが乾く仕組みを解説しています。特に動画の中で表現されている図が分かりやすい。濡れた洗濯モノの表面から水分が蒸気として立ち上がり、湿った空気となる。湿った空気を風で移動させ続けることが、早く洗濯モノを乾かすことにつながります

以上から、部屋干しで洗濯モノが早く乾く環境づくりを考える際には、「風を生み出す」、「洗濯モノが風に接する面積を増やす」、「湿った空気を排除する(換気する)」の3つが重要になります。

早く乾くことが良いのは、部屋干しで臭いの原因となる菌の繁殖を抑えられるからです。部屋干しのためにまず考えるべきは、早く乾かす&風環境を整えることになります。

その他の臭い対策については、本「日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術」が参考になります。以下に紹介していますのでご覧下さい。

2.家電設備で「風」をつくる

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洗濯モノを早く乾かすためには、家電設備を活用します。特に風をつくる、湿度を調整する家電、換気する設備。場合によっては温度を上げる家電設備。

個人的に最もオススメなのが扇風機です。家にあるものを活用できます。また、電気料金が安いのも魅力。私は扇風機を首振り運転し、タイマーを4~6時間にセットして乾かしています。部屋の窓も開けて換気します。それでほぼ乾きます。いやな臭いも残りません。窓を開けられない防風雨時や夜間は換気扇を動かします。

3.「風」通しを良くする

自然換気

可能であれば、部屋干しする部屋の風通しを良くすることも大事。自然換気ができるように窓を2か所開けられるとベスト。自然換気のことがLIXILのHPに説明されています。

自然換気実験

HP内の動画では、窓を2か所開ける方が、風の流れがよくなる実験結果が示されています。経験的にも、家の窓を多数開けたほうが風の流れがよくなることは分かると思います。

扇風機と共に自然換気・通風も使えると、電気代安く部屋干し可能です。

まずは「風」から考える部屋干し

初めて部屋干しするときには、やはり除湿機が必要なのかな?それともエアコン?など選択肢・情報が多数あり悩みました。しかし、洗濯モノが乾く原理が分かると、難しく考えずに「風をつくろう!」と思えばよいということでした。

これから家づくりを考え、洗濯室をつくりたいと考えている場合は、部屋のつくりと共に「窓」を考えることも重要です。

しかし、実際は、乾かす時間を短縮したい!洗濯モノの量が多い!干すスペースが無い!などなど悩みは尽きないもの。そういうときには、家電や干す道具などを追加して解決していきます。

干すための家電は特に電気代も考えたコストパフォーマンス。干す道具は使う場所と使いやすさなどから選びます。これらについても、今後紹介していきますので、ぜひ、noteをご覧下さい。

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