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簿記2級から始めるのはどうなの?|ウエストランドさん(津山商業出身)のぶちラジから

ウエストランドが M-1 2022 優勝後も変わらず二人で週一更新を続けてくれているネットラジオのぶちラジ。

2023年2月23日公開:からし蓮根・伊織の身長マウントで起きた悲劇!ウエストランドのぶちラジ! #564

https://www.youtube.com/watch?v=TSUabaoyvTQ&t=1466s

視聴者の質問に、「簿記に理系とか文系とか関係ない」と答えるシーンが興味深かったので紹介しておきます。

※ リンクは、ちょうどその時間(24:26~)に飛びます

簿記2級の授業から受けても講師が何を言っているか全然わからない

井口さんが厳しい言葉をかける「ののしり先生」というコーナー。

工業高校出身の質問者さんが、井口さんにハガキで「ののしり」をお願いしています。

「私はこれまで理系として人生を歩んできたのですが、会社から簿記資格を取得するように昨年、命令されました。」

「借方・貸方の意味すら分からない私ですが、そこらへんのおばちゃんでも持っている簿記資格となめきっていたため、三級ではなく二級合格に向けた夜間授業を会社の金で5万払って受講し、半年100時間ほど通ったものの、講師が何を言っているか全然わからず、落ちてしまいました。」

「無駄金を使う私の会社をののしって簿記資格取得をやめさせてください。」

「3級から受けるんだよ」「最初の1,2時間受けたらわかるだろ」

井口さんは、前半「がんばれ、がんばれ」と励ましてはいます。

しかし、途中から

「何やってんだよ」
「最初の1,2時間受けたわらかるだろ」
「(スクールに)お願いしてコースを変えてもらえよ」

とストレートで厳しい言葉を投げていきます。

最後は、「理系とか文系とか関係ない。3級から受けろ」とコメントして二人で会話をして終わります。

20年も前の話なのに、井口さん、河本さんとも簿記に詳しい

あまり多くは語っていませんが、会話の中で、「日商簿記(商工会議所の簿記)」「全商簿記(全国商業高等学校協会)」といった単語がスラスラと出てきます。

さすが、商業高校出身のお二人。

20年以上前の話だと思いますが、イメージが頭の中に残っているんですよね。

しかも、はっきりは言いませんが、井口さんは2級まで持っている様子。

「大学(千葉商科大学の HP に卒業生として紹介あり)に推薦で入った」といった発言が過去にあったので、高校時代もマジメだったのだろうな、と思わせてくれるエピソードです。

表向きは辛辣な言葉も、似たような境遇にある会社員、社会人の励みになると思います。

ユーチューブやテレビ番組でもうバレてきていますが、ウエストランドの井口さんはとにかく一所懸命で心の優しい人ですから。

ちなみに、ぼくは社会人になってから簿記資格の必要性、有用性を感じて勉強を始めた口なので、簿記といえば「日商簿記」のイメージです。

全経もありますが、地方都市では制限が多いので……。

会社が簿記資格の取得をサポートしてくれるなんて、期待されている証拠

勤務先が簿記資格の取得をサポートしてくれるなんて、期待されている証拠だから、うらやましいな、と正直、思います。

というのも、おそらく会社側は、投稿者の方に「長く勤めてほしい」「できれば部署や子会社をまとめる管理職になってほしい」と思っているからです。

特に若いうちは、今の仕事、業務と簿記や会計が直接関係ないケースも多いでしょう。

しかし、年齢を重ね、役職が上がってくると、簿記の知識は役に立つことに気づきます。

特に2級まで取れたら、工業簿記、原価計算の基本まで含まれるのは、製造業であれば特筆すべきでしょう。

もし、投稿者さんが製造業にお勤めであれば、3級からチャレンジして、いずれ2級まで届くことを祈っています。

とくに日商3級まではネット上に無料で学べる教材があったりしますし、学習時間も20時間程度である程度のレベルに到達できますから。

関連記事:【注意】簿記2級をいきなり受けるのって可能?3級を飛ばすのはおすすめしない3つの理由とは|日商簿記対策

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