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TOHOシネマズ岡南で「タイタンシネマライブ #81」を観てきた感想、レビュー/ウエストランドの印象も

2023年2月10日(金)、岡山市のTOHOシネマズ岡南(こうなん)のタイタンシネマライブ #81 に行ってきました。

ウエストランドが M-1 2022で優勝したこともあるのでしょう。

シネマライブ史上初めて、岡山でも東宝シネマ系列でライブ中継されることになりました。

ただし、上映されるのはウエストランドのふるさと、津山ではなく、岡山市でも南のエリアにある TOHOシネマズ岡南です。

バスや電車でのアクセス情報はこちらからどうぞ。


追記)岡山でも配信される2回目のタイタンシネマライブ開催が決まりました。2023年4月21日(金)です。

タイタンシネマライブの出演者とイベントの詳細

スタートは予定通り、19時30分~。

出演者は事前にウェブに公開されていた通りでした。

爆笑問題・ウエストランド・キュウ・脳みそ夫・ ダニエルズ・ まんじゅう大帝国・シティホテル3号室・ネコニスズ・松尾アトム前派出所・春とヒコーキ ・しびれグラムサム

ゲストは、三四郎・モグライダー ・宮下草薙・BOOMER(ブーマー)&プリンプリン、です。

しびれグラムサムから、最後(トリ)の爆笑問題まで、コントと漫才、いずれもテンポよく、あっという間の2時間でした。

幕間に映し出される小説の一節が次の芸人の紹介を担う、というスタイルはおしゃれでしたね。

ちなみに、ライブ自体は東京の時事通信ホール(銀座)で行われていて、19時20分ごろから会場の様子がスクリーンにも映されていました。

通常、お笑いのライブ会場は飲食禁止か一定の制限があるのですが、シネマライブは映画館なのでポップコーンとドリンクを口にしながら観覧できます。

飲みたければ、ビールやコーヒーもありますよ。

ウエストランドのネットラジオ「ぶちラジ」で言及されていた相田翔吾さんも赤いジャケットでスクリーンの入り口に立っておられました。

お気に入りの芸人さんと新発見

正直、お目当ては長年、応援してきたウエストランドの漫才でした。

ブログ記事:「ウエストランド、面白くない」って誰が言ってんだ!【M-1祈念】

ここでは詳しく書けませんが、当日のパフォーマンスは期待を上回る内容で、やはりライブならではの踏み込みというか、攻めた漫才だった、といえるでしょう。

この数週間、テレビで目にするお二人は、井口さんだけでなく、河本さんも経験値や胆力が一気に上がってスターダムを登っていると感じられます。

古参ファンとしては、うれしいような、少し寂しいような。

また、今回のライブで「脳みそ夫」さん、「ネコニスズ」さん、「春とヒコーキ」さんの三組は、詳しく知らなかっただけに印象に残りました。

あとは、タイタンの Youtube(コント番組) にも出演されている「シティホテル3号室」さんですかね。

彼らは近いうちにキングオブコントの決勝で目にすることになるかもしれません。

TOHOシネマズ岡南(こうなん)へのアクセス(両備バスと岡電バス)

ライブの内容とは少し離れますが、会場へのアクセスについて。

今回はTOHOシネマズ岡南(こうなん)までバスで行かねばなりませんでした。

選択肢は二つ、両備バスと岡電バスで、どちらも岡山駅から十分な本数が出ています。

ただ、問題は帰りなんですよね。

というのも、今回と同じような時間割であれば、シネマライブの終了は21時30分を少し過ぎるからです。

今回も、だいたい21時40分ごろに配信が終わりました。

しかし、岡山駅に向かう終電ならぬ終バスは、両備バスの21時38分(築港新町)です。

両備バス 築港新町

注)岡電バスの岡南営業所(岡山市北区岡南町1丁目、清輝橋の手前)や豊成あたりまでで良ければ、もう少し遅いバスがありますが。

岡電バス 築港新町
蛙亭の中野さんともゆかりがある「天満屋ハピータウン岡南店」

https://ameblo.jp/manzaigekijyo/entry-12546409073.html

毎回、同じような時間で終わるのであれば、アフタートーク終盤あたりで映画館を出ねばなりません。

となると、最後までゆっくり楽しむのであれば、自家用車で行くか、帰りはタクシーを覚悟するか、となるでしょう。

ちなみに、このエリアは、岡山臨港鉄道が1984年に廃線になって以降、電車がなく、公共交通機関はバスだけになっています。

天満屋ハピータウン岡南店からタクシー、自転車、徒歩で移動するなら、最寄りは JR 備前西市駅になります。

ウエストランドのすごさ|ガンニバル?

数年間、会社員のかたわら、貿易に関する学びや資格、仕事に関するブログを書いては休んでを繰り返して感じることは、自分を信じて続けることの尊さと難しさです。

これが面白いんだ、誰かの心を動かすんだ、と信じ、行動し、積み上げていく。

それをウエストランドのお二人は、フリー期間を含めれば15年近く、紆余曲折を経ながらも続けて、見事に M-1 優勝という快挙を手にしている。

とても読み切れない、見きれない量の note(井口さんだけですが)、Youtube 動画、ポッドキャスト(週刊少年ツヤマ、ぶちラジ、ぐちラジ)、audiobook.jp のコンテンツ(オトステ、これも井口さんだけですが)などがネットに残り、今も提供し続けています。

とくに、二人で続けている週1回のネット番組「ぶちラジ」はどちらも欠けることなく、中学生、高校生のような愉快な会話を届けている。

レベルは小学生とプロ野球選手ほど違いますが、同じく何かを表現する者として、ウエストランドのお二人を尊敬してやみません。

たとえば、地方都市で子供時代を過ごした人には、「週刊少年ツヤマ」は非常におすすめです。

カラオケボックスが本当に箱(コンテナ)だったり、スイミングスクールのビート版につけられた歯形だったり、心のどこかに残っている話題が満載。

中でも、この「祖父が津山の黒幕🐗🔫🍖」は、虚実を織り交ぜ、繰り返し聴くほどに好きなエピソードです。

https://radiotalk.jp/talk/152183

ちょうど、漫画「ガンニバル」が連載されているころですか。

もしかして、多少、意識しているのかな(笑)。

「ハンニバル・レクターのモデルが実は日本に居た」
「井口家には犬小屋と隠語で呼ぶ牢屋があった」

など、二人の悪ふざけが冴えわたっています。

また、これ以外の回でも、レンタルビデオショップ「マドンナ」や「文化屋」、亀甲駅(かめのこうえき)の由来など、井口さんだけでなく、河本さんがリードする地元の話題もたくさん聴けます。

まとめ:TOHOシネマズ岡南で「タイタンシネマライブ」を観てきた感想、レビュー

千鳥や空気階段かたまりさん、蛙亭中野さんや見取り図リリーさん、はたまたハナコの秋山さんやロングコートダディの兎さんなど、岡山出身の芸人さんがどんどん活躍する昨今。

ついにウエストランドまで大きく飛躍をみせた世界線は、非常に感慨深いものです。

地方都市にいながら東京のお笑いライブの最前線を体感できるタイタンシネマライブは、東京や大阪のライブ会場、あるいは市民会館などで行われる不定期のお笑いイベントに足を運ぶようなお笑いファンにとって満足いく内容でした。

ただ、岡山の場合、やっぱり映画館には自動車で訪れたいかな。

帰りの時間を気にせず、ゆっくりしたいですからね。

なお、TOHOシネマズ岡南の建物にはサイゼリヤをはじめ、いくつかのレストランも入っています。

金曜日の夜、軽い食事とポップコーンでお笑いライブを観ながら週末を迎える、なんてのは非常に贅沢で心がハッピーになる体験だと思います。

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