2020年2月 偏差値30からの逆転合格を教え子が達成しました!

今年も逆転合格のお手伝いができました!

☑ マーク大手塾に通っている偏差値30の子
☑ 塾の先生に志望校変更を薦められる
☑ つい一週間前までは過去問で20点しかとれず

それでも、本人及びご両親の確固たる希望で最後まで初志貫徹すると。面談を繰り返すことで、私も全面的にバックアップすることに決めました。

その時点で受験まで残り4か月で、偏差値30。志望校のそれは56。

でも、目標にコミットしているなら、
☑ 目標レベルを知る
☑ 自分のレベル(現状)を知る
☑ ギャップを埋める行動を計画して実行する
を淡々と続ければよいだけです。


どの分野でも、何歳の方であっても、一定の成果を上げたことがあるならば、全員に共感していただけるものと思います。なにも、中学受験だけが特別ではないのです。

いや、特別ではないどころか、むしろ学力とその裏付けのある自信さえつけばほぼ望んだ結果が得られるという意味では、仕事よりもはるかに報われやすいともいえます。


誰がなんといおうが、ぶれずに徹底的にひたすら基礎力養成を行えば、その偏差値には「自動的に」届きます。そういうものです。私はそれに気づくまで長い時間を要しました。単に塾のおすすめに従うのではなく、必要に応じて塾のカリキュラムからはみ出し、その子にとって大切な段階を踏み、不足部分を補強すればよいのです。


話を今回の事例に戻すと、現実には年内に希望していたレベルまでは至らなかったため、1月最後のクラス分けでも結果が出せず、塾からは志望校合格は無理、といわれてしまったそうです。それでも、その子はひたすら頑張り続けました。


そして、とうとうそのクラス分けテストの1週間後にやっと基礎力養成用の問題集が仕上がったのです。どこから出されてもスラスラと正解できる。考え方も説明できる。これでやっと土俵にあがれる!
ただし、その後はその基礎力を思考の技術として使う問題演習が必要です。そこで得点力を上げられたら、初めて結果がでる(実際に得点が上がる)のです。


当然、そこからは2週間ほど過去問の点数が伸びないつらい時期をともに過ごしました。受験間際過ぎて、お母様の焦りが隠しきれず、
母「やれ!」
子「やってるよ!」
という親子喧嘩も頻繁に続いていました。
それでもなんとかなだめ励まし、淡々と解き直しや弱点補強に取り組み続けたところ、やっと本番一週間前になって、応用力に転化してきたことをリアルに感じられました。これは面白いことになりそうだとわくわくしていましたのですが・・・


その結果、偏差値50の学校になんとか届きました!
私が関わり始めてから7か月。偏差値を20上げたことになります。

とにかく、今回は、本人だけでなく、お母様もお父様もよく頑張りました。
残念ながら第一志望校までは届きませんでしたが、第一に限りなく近い第二志望校である「ここなら喜んで通いたい」といっていた学校への合格を見届けられました。親子ともども満面の笑みで喜んでいただけたので、最低限の役目は果たせたかな、と思います。


まあ、それがあなたの仕事でしょ、といわれればそれまでなのですが、通っていた塾に結果を報告したところ、電話口の先生が驚かれて、何度も学校名を何度も聞き返されたそうです。よって、ある程度客観的にみても、なかなかの成果をあげたといってよいと考え、ここに共有することにしました。


ここからは、来年以降の受験に向けた、既存の東大志望中学生や難関高校志望中学生への指導を続けますが、来年の受験に向けてまた新しい出会いがあることを楽しみにしているところです。

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