ダイナミックタッチ=能動的な探索活動??
こんにちは。
ブログも継続を心がけてきて10週継続出来ました🤲頻度はまだまだですが、自分のペースで頑張っていきたいと思います🙇♂️
さて、今回は
・能動的探索活動とダイナミックタッチについて
考えていきたいと思います。
ダイナミックタッチによる知覚を能動的に自ら動かす時に生じるものと捉えたら、他人に動かされている時にはダイナミックタッチによる知覚は伴わないのか?
でも、私たち理学療法士、作業療法士は障がいをもつ患者さんたちに対して支援を行いながら一緒に動く事を重要視しています。
自ら動く事が難しい方(脳梗塞による重度な麻痺による影響、骨折に伴う疼痛など)に対して他動的な誘導でもダイナミックタッチによる知覚が生じているからこそ、治療誘導を含めて動きの変化に繋げることが出来ているのではないかと考えています。
1.自ら棒を振る
2.他者に棒を振ってもらう
3.対象者と一緒に棒を振る
上記の3通りのパターンで棒の長さを知覚するという実験があり、知覚のしやすさに個人差があるものの棒の長さの知覚に関しては、三者とも棒の長さを知覚していました。
能動的に動く中で知覚する事はもちろんの事、対象者とともに動く中で知覚は促されるという事を示しています。
自ら動かしていなくても、棒という対象に注意を向ける事でも知覚が促されていくという事の証明になるという事ですね✨
つまり能動的探索活動とは、自ら運動をするということだけではなく意識、注意を対象物に向けていくという側面が含まれているという事が言えます。
そのため私たちが普段の治療場面で患者さんの上肢、下肢を誘導する事でも能動的な知覚探索を促す事が出来るという捉え方が出来ると思います。
患者さんたちの動作を再構築する中で、私たちも環境の一部という事を考え続けていく必要がありますね。
これで生態心理学、知覚システムについて話せたので次回は簡単にまとめの話が出来たらと思います。
お気軽にご意見、質問等いただけると幸いです🤲🤲🤲
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