見出し画像

コロナ雑感一行日誌(12/5-8)

欧米は感染者だけでなく重症者もピークを迎えている
ワクチンの許認可に加え、接種も始めている
そのための超低温の供給網の整備も急がれている
中国の外相はコロナ対策で米中協力を提案しているが・・・

日本も状況は悪化しており、大阪では府立病院に重症者専門センターを完成させたが看護要員が足らず、自衛隊に派遣要請をしている
吉村知事も現場を視察して、藤見救命センター長から説明をうけている
(藤見先生とは前職でDMATで一緒でした)
病院だけでなく、高齢者施設への支援も急務であろう
介護現場ではIT化も遅れているし、情報面での支援も進めたい

画像1

日経は12/5第一面でエーザイが認知症薬開発!
と見出しだが、中身はアリセプトの販売からのデータをもとにオンライン診療を中国で展開するというもの。
ポータルに動画診療機能を設け、2000名の専門医を登録して、勤務のスキマ時間をオンラインに向ける。
中国側はネット通販大手のJDドットコム
塩野義は、中国オンライン診療の最大手の平安保険と組んで、中国のオンライン診療のデータから新薬開発につなげる。
フランスのサノフィ はアリババGrのオンライン診療部門の阿里健業と糖尿をメインに慢性疾患のオンライン診療を行う。
中国では海外企業がネット事業を展開できず、現地と組む必要があり、中国市場にどう食い込むかで特色をだしている。
ただ各社とも、中国の個人データ管理が強化されるのを見越して動いている。
プライバシーなどない中国で、個人情報は外には出さないのは、データの国家管理強化方針だと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?