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術後、丸2年(俺の肺がん通院日記4)

定期検診

肺を取ってから丸2年が経った。半年ごとの今回の定期検診は、採血、CT、診察の流れで、11,000円とちょっとのコース。CTスキャンとレントゲンは交互にするらしく、次回はレントゲンとのことだ。
結果として転移は見られず、腫瘍マーカーの数値も問題ないとのことだった。腫瘍マーカーというのは、がんが生まれると出てくる物質らしく、血液検査で分かる。

造影剤

CTスキャンの検査を受ける時、造影剤を腕から入れるが、これで画像がはっきりするらしい。前回CTを受けたときも造影剤を入れたが、その時は一瞬気持ち悪くなった(吐き気)。造影剤を入れるとカッと体の中が熱くなる感覚があり、それと同時に気持ち悪くなったりする。たぶん1~2秒で治まったと思うから、我慢できる範囲だが、気持ち悪いは気持ち悪い。
CT検査の前には、必ず造影剤で気持ち悪くなったことがないか聞かれるので、今回は前回気持ち悪くなった旨を伝えた。造影剤にも種類があるらしく、それでは今回は種類を変えてみますとのことで変えてもらい、その結果今回は気持ち悪くならなかった。よかった。体は熱くなる。
前回も頭まで撮ったが、今回もそうだった。肺のがんは、脳に転移しやすいらしい。

花粉症は大敵

ここのところ体調に特に変化はなく、良くも悪くもなっていない。坂や階段での息苦しさは相変わらずで、ただ、これも相変わらず階段を昇る機会は多めにして、残った肺がもっと膨らむことを期待している。
元気にやってはいるが、すごい元気というわけでもなく、何となく活動がセーブ気味になってしまっているかもしれない。鼻がつまったりすると息苦しさが増すので、花粉症は要注意だ。幸い、花粉症というほど花粉に悩まされているわけではないから今はいいが、いつ発症するか分からないと聞くから、その点は戦々恐々である。

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