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木工作品紹介

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木工作品についての記事です。 馬路村の魚梁瀬杉を使ってお皿などを作っていました。 今は少しだけ木のアクセサリーを作っています。
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記事一覧

おかず皿-作品紹介-

一品もののおかずを入れるのにぴったりなのでおかず皿と名付けました。 サラダ、煮物、麻婆茄子、どんなおかずも映えそう。少食の方のチャーハン一人前、くらいも入ります。 サイドのすっとしたシルエットがポイントで、上品な印象をもたらします。もちろん、天然魚梁瀬杉の深い木目や、杉特有の軽さも持ち合わせています。 着色をせず食器利用耐性のある塗料を塗ったものと、摺漆を10回施した漆塗りのもの2種類をご用意しています。

パスタ皿-作品紹介-

山とての定番商品の中でも人気が高いのがパスタ皿です。形やサイズ感の汎用性の高さが支持される理由かしら...と思っています。 パスタ、チャーハン、カレーライスなど一つで完結するお料理にとてもぴったりです。一人暮らしの方はこうした食事も多いと思うので、このお皿の出番がたくさんありそうです。 もう一つの魅力はもちろん、魚梁瀬杉の木目。天然の魚梁瀬杉を使用しているのでどれを取っても2つとない唯一無二のお皿です。オンラインショップでも一つ一つナンバリングして表示しているのはこうした

"結婚式の道具"-作品紹介

友人のお姉さまが、私が以前作った”結納の道具"の話をきいて同様の品物をオーダーしてくださいました。 以前から私の手仕事の木工品をとても気に入ってくださっていて、いつもいつも丁寧なお礼をしてくれるお方です。今回こんな大きな依頼をしてくれたことがまたまた嬉しい&緊張で、でも喜びながら作りました。 今回は三方の形を、曲物の技術を使わずに再現。板を組み合わせました。 盆の底板部分には思いっきり魚梁瀬杉の個性的な木目をだしつつ、正面というか側面は柾目でそろえて大人しくも上品な感じに仕

"我が子のための箱"-作品紹介

子供の節句飾りと一緒に飾るものを作ってほしい、というオーダーをいただきました。その時決まっていた要素は、 ・木目がきれい ・節句飾りと一緒に飾る ・子供の名前が入っている ・オブジェみたいなもの オーダーしたご本人もこれ!という形のイメージはなかったので二人でいろいろと話しながらだんだんと作るものが見えてきて...。 最終的に製作前に決まった要素は、 ・木目がきれい ・子供のお食い初めで使った石を入れる箱 でした。 魚梁瀬杉の木目の美しさをかっていただいたので、これ

"壁かけラック"-作品紹介

馬路村instagramフォトコンテストの賞品のひとつ。 壁にかけられる収納です。マガジンラックの要素が強いですが、飾り棚にもなります。この写真で飾っているのは、私の神棚的存在にいつも置いている手作りろうそくとオーストリアの魔除爺さん人形。 こちらも鏡で使ったものと同じ材料からとりました。なので雰囲気がとっても似ている。マガジンラックのおさえの部分には、魚梁瀬杉に合う真鍮の棒。 壁掛けの方法は直接壁にうちつけなのですが、ここは改善の余地ありです。

結納の道具の話の続き-作品紹介

以前記事にした、先輩の結納で使っていただいた道具。 先輩から当日の様子の写真をいただき、公開してもよいと許可を得たので紹介したいと思います。 両家から持ち込まれた結納品を広げて準備するお二人。 中身も自ら買い集め、熨斗や水引を使って包むところまで全て作り上げました。 うっとりするほど完成度の高い結納の儀式。 二人のこだわりがつまりにつまった1日が無事過ぎ、私の木製品も儀式での役目を終え日常で気軽に使えるものへと生まれ変わる予定です。

"魚梁瀬杉のミラー"-作品紹介

馬路村の公式instagramフォトコンテストの賞品として依頼され、いくつかの品物を製作した。依頼してくれたのはフォトコンテストを運営している村のパン屋さん。木工好きの旦那さんといつも気にかけてくれる奥さんが、村の若手にも製作と販売の機会を!と声をかけてくれた。 材のなかからこれは!と思う木目のものを選んで削ってみたところ、やっぱり魅力的な模様が浮かび上がってきてうっとりした。 壁にもかけられるし、たてかけることもできる。 広めの枠にはリップやアクセサリー、鍵をちょい置き