円高・暴落対策でおすすめの投資はどれか?
ども。投資軍師のかんべえです。
2020年11月、大統領選挙も終わり、株高が続いています。
ただ、ずっと安定上昇は続きません。
必ずどこかで、暴落、調整があります。
そこで、今回は私が実践している円高株安に備えた投資法をご紹介します。
円高対策でおすすめなのはFXでのユーロ円売り
円高・暴落対策ではユーロ円売りがおすすめです。
FXは売りからも買いからもトレードできるので、ユーロ円を売ることが可能です。
すなわち、ユーロを売って(借りてきて)、円を買うわけです。
すると、円高となれば、買った円の価格があがり、円高時に利益を得る子tができるわけです。
ユーロ円チャートを見てましょう。
2016年英国EU離脱時の暴落、2019年のドル円フラッシュクラッシュやコロナショック等の暴落時、いずれも円高ユーロ安となっています。
すなわち、円安時にユーロ円売りを仕込み、円高時に利確すれば利益を得ることができるというわけです。
なぜユーロ円売りなのか?スワップ金利がプラス
なぜドル円売りではなくユーロ円売りなのかというと、保有コストがないからです。
ユーロは短期金利が日本円より安いため、リスク資産であるにもかかわらず、ユーロ円売りは金利がプラスになります。
ただし、ほんのわずかです。
ですが、ドル円売りをしてしまうと、保有期間が長ければ長いほど、スワップ金利を支払わなければなりませんので、長期投資には向いていません。
ユーロ円売りであれば、じっくりと、円高暴落が来るまで、スワップを貯めながら待つことができるというわけです。
現時点のポジションですが、42,100ユーロを売っており、スワップポイントは12,789円と増えてきています。
今は円安気味ですので、含み損がありますが、今後暴落があり、122円割ってくると、ドンドン利益が出てくるという計算です。
円安になったときにユーロ円売りを仕込み、円高までじっくりスワップを貯めながら待つというのが、堅実な円高対策かなと思います。
ベア系、インバース系、VIXはおすすめしない
より、円高時に利益を得たいのであれば、値幅のある、ダブルインバース等が考えられますがお勧めしません。
人気の日経ダブルインバースの長期チャートを見てみますと
このように、どんどん減価していきます。
確かに、2020年3月のような暴落があると、価格が倍になったりもするのですが、長期保有には向いていません。
ダブルインバース等のレバレッジ型先物ETFは相場安定時も減価していきます。(コンタンゴ)
難しい話は置いておいて、株価が上昇時だけでなく、安定時も価格を下げていくわけです。
そして、どんどん価格を下げた結果、上場当時の4000円台に戻るのは相当難しくなっています。仮に日経平均が10,000円を割ったとしても・・・、200円くらいの回復にとどまると予測されます。
もちろん、リーマンショックのような1年以上続く暴落があれば、わかりませんが。
それでも、4000円台から投資していた人は、元手を回収するのが精いっぱいな状況になります。
10年かけて減価したインバースを元値に戻すのは至難の業というわけですね。
その他、ベア系ETF、米国viなども同様です。
すなわち、保有コストがかかるので、ずっと持っておくことが難しい銘柄なのです。これですと、長期堅実投資はできません。
これらの銘柄を買うのであれば、暴落の前に、タイミングよく買う必要があります。
ただ、なかなか暴落を予測することはできません。ですので、おすすめはしません。
円高対策はユーロ円売りをレバレッジを低く
本ブログでも解説していますが、円高対策としてユーロ円売りをレバレッジを低く投資するのは現時点で有効です。
ユーロ円も過去には150円だったりしますから、念のため、150円まで上がってしまうことも意識しつつ、レバレッジは2倍以内で運用するのがおすすめですね。
また、この円高対策はあくまで現時点で有効な手法です。
ユーロや円の金利が変われば、また話は変わってきます。このあたりはしっかりとリスクを理解して、自己判断・責任でトライしてください。
私は引き続きこの手法を続けていますので、Twitter等で経過をご覧になっていただけると幸いです。ではでは。