麦わら帽子とワンピース

ある日出かける用事があって、早起きをして着替えて準備をした。

その日はとても暑かったので服はワンピース一択。
崩れるかも、と思いながらフルメイクをし、麦わら帽子にマスク、メガネ、タオルを首に巻いた。

「いってくるね」と親に声をかけると、「夏休みの小学生みたい」と返ってきた。

こういうことをよく言われるが、その日にはいつもにも増してその言葉通りだった。

麦わら帽子、ひざ丈のワンピース、クルーソックス、スニーカー。

これでもワンピースは紺色で、ソックスは白、スニーカーは黒、という私にとっては地味な色彩にしたつもりだったが、やはりそうなのか。

まぁいいさ。

人から言われることなんて、どうでもいいのだ。

自分が納得できればそれで万事オッケーなのだ。

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