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クラウンのこと

先日、徳島県に行って来ました。
初めて訪れましたが、海に囲まれていながら眉山が近くにあり、とても自然豊かなところで大変気に入りました。

さて、クルマ好きはどんなところに行っても、走っているクルマを目で追ってしまうもの(笑)今回はどんなクルマが気になったかというと、これがクラウンなんですね。
クラウンと言えば、昨年、革新的にフルモデルチェンジして大きな話題を呼びましたね。クラウン自体がリボーンすることが、まるで日本が「変わること」というような大々的なことであったと思います。その背景には代々のクラウンは日本社会を反映している、ということが挙げられると思います。1955年の初代登場から現在に至るまで一貫して日本、日本人に向き合い作られたクルマがクラウンです。
そんなクラウンは最近では流れの早い今の時代からは時代遅れと揶揄されていて、昨年のリボーンに繋がるのです。日本、日本人に一生懸命に向き合ってきたはずなのに、なにか皮肉…

歴代クラウン(新型クラウン発表会にて)


しかし、今回、徳島では新型でなくこれまでの歴代のクラウンがたくさん走っていました。それもなぜか、私にはイキイキと走っているように感じたのです。実はこれは徳島だけではなくて、他の地方都市で同様に感じることがあるのです。
クラウンが日本に向き合って作られている
代表的な点として、クルマの幅(全幅)が日本の道路に合わせて大きすぎない、ということが挙げられます。最近のクルマは安全性等から全幅が大きくなる傾向にありますが、クラウンの旧型まではそこがしっかり守られていました。
徳島で出会ったクラウンはそんな取り回しの良さからイキイキとカッコ良く、皆さん
愛されているような気がしたのです。(かなり主観が入ってます笑)

新型クラウン果たして新しい日本の象徴となるのでしょうか?

今回、徳島を訪れて、実はまだまだ従来の日本の良さを大切する中で旧型も新型も共存していくのではないか、と考えました。
本当にクルマは興味深い…
これからも訪れる先でのクルマウォッチングで新たな発見に期待したいと思います。

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