2015夏ドラマ:「ど根性ガエル」

どうしようかと思いました。
脚本岡田惠和か……うん。まあそうかな……。早口でまくし立てるセリフもの得意だもんね。明るく、脳天気で、そして切ないドラマ……「泣くな、はらちゃん」みたいになるのかなぁ。いや、でも「ど根性」ですからねえ。

ワタクシこのドラマに関しては、何か書くことをどうしてもためらっております。それは一話見ただけでは、なんとも言えないからなのですよ。とにかく、箱の中身をバワーッ!とぶちまけた感じで、何も見えない、いや見たくないって印象の一時間でした。

松山ケンイチも満島ひかりも良いです。演技ができる人が中心にいると、安心します。前田敦子もそこそこいいです。前髪クネ男も、新井浩文も、薬師丸ひろ子もいいです。

文句はないです。ストーリーも面白いです。ヒロシのクズっぷりが突き抜けていて、子を持つ母の身としては、母ちゃんに同情します。
ゴリライモがパン工場の社長です。そこでみんな働く……また「はらちゃん」臭がします。このパターン岡田は好きなんでしょうか。
ゴリラパンの歌は中毒性があると思います。あんなの流されて売りに来られたら、ふらふらと食べたくないのにパンを買ってしまいそうです。

さて、文句はない、文句はないが、何か釈然としない。
何かが引っかかっている。

この引っかかりは多分2話目を見れば、きっとわかるはずだと、期待してワタクシは来週も録画予約することにしました。

そして、混沌たる『ど根性』の世界に足をずぶずぶと踏み入れるのでありましょう。「はらちゃん」の時のように……。


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