2015秋ドラマ:「9→5~私に恋したお坊さん~」

まず言いたいのは、原作の設定だけもらって細かいエピソードを全く別物にするのは、果たしていいのか悪いのか。
この漫画をドラマ化するにあたって、制作側は非常に悩んだと思います。原作通りの内容にすると、各方面からいろんなバッシングを受けることは確実です。それじゃあ内容をもっとマイルドに変えて、9時枠でも耐えられるような内容にしようと考えたのでしょぅ。それはまあたぶん正しい方法なのだろうけれど、原作者はそれでよかったのでしょうか? いや、よかったんだろうな。たぶん。

さて、山Pです。お坊さん役です。はっきり言って似合いません。山で修行したとは思えません。滝行とかしてましたけれど、浮いてます。
無口で高飛車な感じらしいですけれど、あのキャラで無口だと主役を追い回すただのストーカーにしか見えません。怖いです。通報されないのは、山Pだからで、これが山里だったら即通報なのでしょう。要は男は顔ってことです。いや、それにしても監禁するとか、はっきりいって犯罪です。仮にも仏門に下ったものがすることではありません。恐ろしいです(笑)。

石原さとみはこういうドタバタな役が合ってますね。というか、こういう役しかやってないような気もしますが。
でもなんだろう……原作はちゃんと読んでいないのでわかりませんが、ニューヨークに行きたい女子らしいですが、賢い子ならさくさくワーキングホリデーなり、留学なりきっちりしそうなものですが、だらだらと貯金箱に貯金して資金を貯める程度の熱意しかないみたいです。なんだろう、もにょる……。

毎度言っていますが、フジテレビの感性は1990年、もしくは1980年で止まっているのでしょうか。あんな英会話学校、実際にあるんですか? BBAにはわかりませんが、もしかしたら多元宇宙にはあるのかもしれないですね。英会話学校の事務をしている女子職員の制服……う、ううう……。あの英会話学校のオサレな作りにして、あの制服ですよ? ミスマッチこの上ないでしょうよ。しかも、職員が多すぎない? あんなんで経営成り立つのか心配です。余計なお世話ですが。

楽しい感じのラブコメになるだろうと思いますが、ところどころに突っ込みどころが満載で、これもまた見る側の楽しみなのかもしれません。
茶の間でわいわいとツッコミ入れながら見るのはとても楽しいと思います。

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