2015秋ドラマ:「遺産争族」

なんかもう今期はドラマ多くて、全く追いついていませんが、というかちょっとリアルも忙しくて、ゆっくりパソコンに向かう時間がないという状況。早くいろいろ片付けて時間を作りたいものです。

さて、豪華なキャストでお送りしております「遺産争族」。テンポもよく、誰しもが興味がある相続問題ということで、割と食いつきはいいと思います。
これ、事前では葬儀屋の話ではなくて、家具屋の話だったんですか? それでタイムリーに大塚騒動があったので、急遽葬儀屋に変更したとかしないとか……。まあ、親族企業にはありがちなトラブルということなんでしょうね。

向井理と榮倉奈々。デカ目のカップルですが、わりとしっくりきています。ただ、二人があまりラブラブであるというふうにはどうしても見えないんだよね。もしかしたら、今後そのへんも出てくるのかしら。腹に一物ありそうな婿、ひょうひょうと演じている向井はなかなかいいと思います。世間知らずでお嬢様な榮倉、うーん……榮倉奈々がお嬢様って感じはどうしても出ない。なんか、下町の魚屋の娘って感じするんだよなあ。なんだろう、あの立ち居振る舞いが、がさつ感を生み出しているのかなあ。とりあえずセレブには見えませんが、まあそういう細かいことはいいでしょう。

いやとにかく、キャストがいいですね。一癖ありそうな人選をきっちり出してきました。3姉妹なんかおっとりした長女、うるさい次女、奔放な三女と定番といえば定番ですが、安定した女優陣がしっかり魅せてくれます。ダメダメな次女の息子に鈴木浩介を持ってくるあたりでなんかリアル感があって、笑っちゃいます。ここでベタな感じだったら悪そうでフラフラしているチンピラタイプの若い俳優を使ってくるんでしょうけれど、そういう陳腐さを抜いているところに好感が持てます。

伊東四朗は、一代で会社を大きくした社長なのに、あまりにも物事を知らなさすぎますが、孫を愛するおじいちゃん役ははまってます、顔怖いけど。もちろん、岸部一徳も顔怖いです。ドクターXのイメージがまだ残っていて、ついメロンはいつ出てくるのかなと思っちゃいますが。

相続に関しても、葬儀に関してもいろんな面から興味深い部分が出てくるドラマだと思います。どうせなら相続情報も昨今の葬儀事情も盛り込んでいただいて、役に立つドラマを展開していただきたいなと相続も葬儀もそろそろちゃんと勉強しなければいけないと思っているBBAなのでありました。

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