2015秋ドラマ：「エンジェル・ハート」

うーん……うーん……。どうしようか。冴羽獠に上川隆也……何かが違う、何かが違うんだけれど、じゃあ他にだれができるかというと、難しい……。完全な冴羽獠なんて無理なんだから、何か欠けていてもガマンしなければいけないのだよ。多分。
ああ……でもやっぱり違う。決定的に違うと思うのは「声」。上川隆也のくぐもった声は、どうしても私の思っている冴羽獠ではない。彼がしゃべる度にガッカリする。

他のキャストはまあいい、相武紗季ではおとなしすぎなイメージもあるが、まあでもなんとなくありかとも思う。ファルコンにブラザートムなんて、そらもうブラザートムが頑張って寄せてきているから成立してる。冴子は今の芸能界ではこの人しかいないでしょうの高島礼子、香が亡くなる前の登場では、エクステ付けて髪型まで似せていた。シャンインもリュウも美形でいいんじゃないでしょうか。特に香螢(シャンイン)は、うちのいとこの子にそっくりで、見るたびに「◯◯ちゃんが出てる……」と思ってしまう。←どうでもいい話
あと、オカマ３人組も楽しんでやっている感があっていい。山ちゃんなんてラジオでさんざん言ってたもんなあ。役作りがどうとかとか（笑）。

ファルコンのやっている喫茶店「CAT'S-EYE」、あれのつくりがいいね。私ああいう店やりたいなあ……などと、どーでもいいことばかり頭に浮かぶドラマでございますが、原作はちらっとしか読んでいないのですが、原作の空気感のまま……というのはとうてい無理な話なので、あれはあれ、これはこれという感じで楽しんで見たらよいのではないでしょうか。

原作の冴羽獠とこの上川の冴羽獠は違うのだと言い聞かせながらワタクシも継続したいと思います。

ところで、新宿という街はいつまでたっても治外法権で物騒な町なのですね。
普通の人だったら怖くてよう行けないわよと、ドラマや小説の扱われ方を見ているとよくそう思う。新宿区の皆さん、頑張ってください（何を）。

ワタシ的継続率：85％