葭始生~あしはじめてしょうず~
穀雨:初侯の「あし 始めて生ず」の季節です
葭(あし)は 「葦」とも書きます
古代の日本のことを 葦原の中つ国 と表現しますが
水辺や泥地から葦がたくさん生えだしたところが
この日本、 なんですね
七十二候では古代の名称「あし」
なのですが
今はこれを 「よし」と呼ぶことが多いそうです
さかのぼること8世紀ごろに
あし ということばが 悪し を連想させる
ということで
真逆の 「よし」と呼ぶようになったそうです
でも、カナヱの住む奈良や大阪では あし なんですね
よしとは言わない
それはなぜかというと・・・
あしと言う音は 足に通じ、
大阪では「お足」ということばが「お金」をさすことから
あしはむしろ縁起のよい音(ことば)なので
そのまま 使われているそうです
お金、大事♡
大阪生まれのカナヱには納得の説明でありました
水辺で葦が生えるこのころは
周りではツツジの花がきれいです
あと
春日大社の藤の花も 見逃さないようにしなきゃ・・・
春の終わり
花を見るのに忙しくなりそうです・・・
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