靴と飯

"靴"を使ってみたい。
"靴職人"になりたい。

23年は靴を履いて生きてきて初めての感情が唐突に湧き上がって来ている。

突発的な感情は時に物凄い行動力となるが、ハンバーガー屋で働き、ひたすらにハンバーガーを作っている現実ではそう簡単に動き出せる余裕も無く(言い訳)、一度冷静に考える必要があると自分に言い聞かせながら毎晩靴作りについて調べると言う日々を送っている。

なんで靴を作りたいのか、それも急に。
大体の物事には理由や意味があると思っているので、当然この感情にもそれがあるはずだ。
どういった経緯で靴作りに惹かれたのか、この場で自分の混乱しきった頭を整理しながら理由を探していきたいと思う。


趣味嗜好について
〜飲食で働いたきっかけ〜

自分の幼少期から書き出そうと思う。
記憶にはないが2歳の頃に親が離婚し、母親の実家で祖父母と兄の5人で暮らしていた。
祖父、母は仕事で帰りが遅くご飯などは殆ど祖母が作ってくれていた。
祖母は料理が本当に上手で今でも祖母の料理が世界一だと思っている。
僕は学校から家に帰り、玄関を開け良い匂いにつられて真っ先にキッチンへ向かっていた。
小さい頃の自分には料理が魔法のように見えて少しでもその仕組みを知りたいと思い料理の手伝いをさせてもらっていたのが料理を好きになったきっかけだと思う。

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