見出し画像

今年の反省、今年の内に。-素人目線で今年の阪神タイガースを語る-

祝・オリックスバファローズ、26年ぶりの日本一!!

いやー、今年の日本シリーズも昨年同様熱かった!!マジで熱かったね!!
私の推しチームである阪神があんな体たらく(……)の為、普段は適当に見ている野球中継ですが、この日本シリーズは毎日毎日真剣に見ていました。が、私はテレビでその模様を見るだけだったのですが、私の友人は

仕事が休めない中、3日間京セラドームに通い続け、あの吉田正尚の逆転サヨナラホームランを
現地で見ていました←

いやー、オリックスが日本一になって良かった!!

……

…………

………………

じゃ、ないんだよなぁー(ため息)

今年の反省今年の内に

【注意!!】
・敬称略
・あくまでも素人のグダグダ話であり、私の意見です
・矢野監督の擁護や岡田監督の批判、またはその逆の議論は別の場所でやってください

さて、今年の阪神。

春季キャンプが始まる前日に、いきなり監督が辞めると言い出し、シーズンが始まった途端、逆転負けから9連敗。何とかオールスター前に借金返済をするものの、オールスター後のロードで8連敗し、他のチームがもたついてくれたお陰で何とかクライマックスシリーズに出場……というシーズンで、正直いって

そんな状態で、
よくクライマックスシリーズに出れたなぁ(呆れ)

だった。

それもそのはず、今年の阪神は
・先制されたら終わり
(´-`).。oO(全く点を取れずに負けた試合が26回ですって\(^o^)/

・自軍が逆転しても、あとで逆転されてダメ
(´-`).。oO(特に開幕戦……実際に現地で試合を見てたけども、先制された後に大逆転ktkr!!だったのに、あれよあれよと逆転されて、気づけば9連敗\(^o^)/

・試合終盤で決められる選手が居ない
(´-`).。oO(シーズン終盤になってやっと原口と陽川が結果を出してきたが、その2人をスタメンで使いたいがために試合で使ってしまって、代打が手薄に……・涙

・延長戦になったらもうダメ
(´-`).。oO(今年は特に逆転サヨナラ勝ちが少なかった

・シーズン序盤は守備の失策が少なかったのに、シーズン終盤になって緩慢なプレーが増加し、失策もうなぎ登りに←

・走る選手を増やしたはいいが、そこで決められない事が多く何で点が取れんのや!!という場面が多すぎた
(´-`).。oO(ノーアウトでヒットで出塁→盗塁成功!!……も、何やかんやでランナー無し\(^o^)/オワタ!! なんて場面を何度見た事か……!!

それでも矢野さんが監督就任をしている間、4年間Aクラスに居たので、まぁ、歴代の監督の中ではそこそこ成績を残している方だとは思いますよ。ええ、思います……が!!それも矢野さんが就任して2年程は、チームに経験豊富なベテラン(=鳥谷、能見、福留)が居て、その人達が要所要所をしめてくれてたから、若い選手たちもやってこれたんですよ。

しかし昨年は、それらのベテラン勢が居なくなり、完全に若い選手が多いチームになったけど、シーズン前半はこれは優勝するかも??という雰囲気はあったものの、シーズン終盤になるにつれて肝心な所で負け、気が付いたらヤクルトに追い上げられて優勝をかっさらわれ、今年は昨年の様な勢いはなく、途中息を吹き返したものの、その状態は長続きしなかった。

つまり、

チームがイケイケどんどんの時は良いが、若い選手が多い分経験が乏しいので、窮地に立たされたらどうする事も出来ない/(^o^)\ナンテコッタイ!!

それはまるで、『ハイキュー!!(古舘春一著・集英社・ジャンプコミックス全45巻)というマンガの中にある、烏野高校対条善寺高校の戦い(※)のようで、今年の阪神の戦いを見ながら、それを思い出した事は言うまでもありません。
(´-`).。oO(烏野高校対条善寺高校の戦い→春高バレーの宮城県代表決定戦に進んだ烏野高校の1回戦目の相手が、2年生がメインの条善寺高校。条善寺高校の自由奔放なプレーに烏野高校は翻弄されるが、烏野高校のキャプテンである澤村が、浮き足立ったチームの皆を鼓舞して、2回戦へと駒を進める……というストーリー。なお、この話はコミックスなら13巻辺り、アニメならセカンドシーズンの15話と16話になるよ。

【ハイキュー!!セカンドシーズン・ホームページ】

ですが、そういう話以前に、矢野燿大前監督はプロ野球の監督として、絶対に『やっちゃいけない事』をやってしまったんですよね……

矢野燿大監督がやってしまった『やっちゃいけない事』6選

1.効果があるのかどうかわからない『予祝』
(´-`).。oO(そもそも『予祝』自体、願掛けの一種みたいなモノで、わざわざテレビの番組のインタビューや、球団のお偉いさんが居る会合の中でやる事ではないし、まわりに広めるモノでは無いんですよ……この手の願掛けを監督『だけ』がひっそりやってて、っていうんなら解るけど、『公に』っていうのが間違い

2.マスコミに変に探られるのを恐れて、シーズン開始前に自身が辞任する事を明かす
(´-`).。oO(それで選手、コーチ、スタッフ、球団フロントが一丸になるんなら明かせばいいですけど、結局どうでした??シーズン終盤になって、『阪神・矢野監督、今季で辞任』の方が、チームにラストスパートかかって、日本シリーズまで走り抜けたかもしれないのにね。まぁ、昨年の件(=近本のサイン盗み騒動で村上に恫喝したアレ)で周りの評価を下げてるし、結局は『選手に嫌われたくない』のを恐れてという理由が、ねぇ

3.謎のメンタルトレーナーを呼んで講習会
(´-`).。oO(選手のメンタル面をきたえる為、というのは判るけど、業種の違うメンタルトレーナーを連れてきても意味がないんやで。『餅は餅屋』ですよ

4. シーズン開幕9連敗後やっとこ初勝利した……のはいいが、選手の頑張りを称えず、謎の色紙の紹介
(´-`).。oO(あのさ、まずがんばったのは選手や選手ーーーーーーっ!!

そこで選手の頑張りを称える前に、自分の知り合いの色紙の言葉を紹介するのってどうなのよ??勝利した翌日の各スポーツ紙の手記で、その話が乗るならともかく、その色紙の言葉はテレビ中継の勝利監督インタビューの場で言うことではないよね??

5.選手の輪の中に入って一緒に喜び、虎メダル授与もやる
(´-`).。oO(これなぁ……最初のうちは『おっ、新しいことやってるな』と思うけど、負けてる時にもやってたら、 

『それはええから、次の一手を考えんかい!!』 

って、なるわ……
そもそも『プロ野球の監督』って、 

選手の和に入って一緒に喜んだり、率先して虎メダルの授与……なんてしませんよね??

むしろ、相手ベンチを見ながら次の一手を考えたり、様々な選手交代のタイミングを見たりするのに忙しいんで、そういう暇なんてないはずなんですけども。

私個人の意見は、虎メダル自体は悪いアイディアではないし、むしろ続けて欲しい位なんだけど、続けるっていうんなら、

勝った時のヒーローインタビューの時に
虎メダルを首に掛けて登場する
とか、
シーズンオフのファン感の時に、メダル授与式

をしてもいいんじゃね??って思う……

6.様々な選手の可能性を信じて起用するのはいいけど、チグハグな事をやりすぎて、結局選手の可能性を潰してしまった
(´-`).。oO(これが私の1番いいたい事なので、結構長くて申し訳ないけど、

あの選手使いたい!!この選手使いたい!!色んな選手の可能性を引き出したい!!

……という、矢野監督の(優しい)気持ちはもの凄く解るけど、その結果、チグハグな守備と失策を増やしただけだったでしょ??

それだって、オープン戦の間『だけ』なら、そういう戦い方もアリかなー??とは思うんだけど、

その戦い方を公式戦でも変わることなく(しかも4年間!!)やっている訳だから、その穴を突いてくるチームが出てくるのは当たり前!!なんですよ。

特に今年は、(中日とヤクルトはともかく)横浜と広島に手痛いくらいやられてるんだけども、横浜は毎年対阪神戦で負け越してるから、(今年は)阪神を徹底的にマークして来た訳ですよ。そこで、

『何で勝てないんだろう(´・ω・`)ションボリーヌ』

で監督、コーチ、選手が済ませていたのなら、そこら辺の意識を変えていかないと。

それに、選手の可能性を信じて、本来のポジションではない所をやらせた事で、監督としてはいいことをした!!と思っているでしょうけども、これだって選手の少ない野球チームなら話は判るんですよ。実際に阪神の2軍も、(例のウィルスのせいで)試合が出来なくて、本来のポジションじゃない所に選手を使わざるを得なかった訳だし。
でもそれは本来なら有り得ない事で、たまたま2軍でイレギュラーな事があったからなのね。
1軍は(一応)メンバーが揃ってたのに、本来のポジションの選手を使わないんで、

『えー??この選手居るのに何で使わへんの?!』

と、いう事が多かったし、

『ここはこの選手使わなあかんやろ!!』

という場面だろうなんだろうが、頑なに使う事をしなかったんで、結局勝負所で(監督が)試合の流れを読み間違える、という試合を今年は何度見てきたことか!!

それに、
どのポジションを守らせても、『本来のポジションと同じレベルで』守れて、打順も本来の打順と違っても、キチンと役割をこなせて、ここ!!と言う所で試合をひっくり返してくれる器用な選手……って、それが出来たのって関本賢太郎だけだぞ(怒)。

今の選手達にそういうポテンシャルの高い選手は居るはずなんだけど、そういう人に『それ』を求めず、本人結構いっぱいいっぱいなのに、それを求めるのはちょっと……という人に『それ』を求めてしまったのが……ねぇ……

と、かなりアレコレ言ったけども、正直、矢野前監督の『今年でやめます』発言が最後まで尾を引く形となってしまった訳ですよ。実際、スポーツ紙の独占手記でもその事について触れてたし。

でも、

後悔するくらいなら
最初から言わなきゃ良かったじゃん(‪゚σA゚)‬


って思ったことはここだけの話だよ!!
(ゝω・)テヘペロ!!

『当たり前の事』をやらない監督は正直いってアカン!!

へ??中嶋監督や高津監督も矢野さんと同じ様な事をやってた!!ですって??

じゃ、逆に聞きますが、今年の日本シリーズを戦った監督2人とも

チームがサヨナラ勝ちした時に、選手に混じって勝利を喜んでいましたか?? 

勝っても負けても、最後まで残ってくれたファンに対して挨拶していましたか??

チームの選手がホームラン打った時、嬉々としてメダル授与をやっていましたか??


当たり前だと思いますが、試合は選手がやるものです。しかし、その長である監督が迷ったり、奇を衒った事をすれば選手は路頭に迷います。

少なくとも双方の監督は上記の事を一切やってないですし、戦術上の采配にしても(矢野監督以上に)諦めることはなく、プレーする選手を信じていたし、あの選手使いたい!!この選手を使いたい!!といって守備位置をグルグルする事はなかったはずです。

来年はいい試合を見れることを切に願う

観客である我々は、

『矢野監督が理想としている野球』

ではなく、

『プロ野球』

を見に来ているんです。

決して安くないお金を払って、プロ野球選手の真剣勝負を見に来てるんです。なのに、

野球の強豪校でもやらない野球を見せられて、
選手の使い所を間違えている采配、
足の早い選手が盗塁しても点に繋がらない攻撃、大事なところで綻びが出る守備……


なんて事を球場で見せられたら(一部のマゾっ気がある人ならともかく)、その日が誕生日で、何かの記念日で、って事で球場に見に来ている人にとっては、物をぶん投げて罵声を浴びせるレベルですよ……ええ……

矢野監督の掲げた『野球』は、(恐らく)ある程度失敗が許されるファームなら、矢野監督のやりたかった事がハマる可能性はあった……とは思いますが、やっぱり『プロ野球』なので、今年の日本シリーズの様な戦いを見たいのです。

阪神の来年の監督は岡田彰布氏。
酸いも甘いもをよく知り、『プロ野球』をよく知る人であります。
(´-`).。oO(まぁおじいちゃんではありますし、ものの言い方がアレですが・汗)

しかし、勝負所での采配は神がかってますし、カッコイイ!!と言われている今の選手達が、カッコイイ!!だけではなく凛々しさもプラスされるので、期待しておいて下さい。
(´-`).。oO(私が関本にドッボーンっと落ちたのは、やっぱり岡田監督時代の大活躍なんよ……関本って顔がアレだし地味なんだけども、選手時代はめちゃくちゃかっこよかったし、凛々しかったんだから!!←

でも、
それでアレ出来なかったら辛い(´;ω;`)