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隣の倉庫が宿となった訳(王様の一喝)②

 三男がいきなり轟音と共にいつ、どこで買ったバイクか知らんけど( 一一)ここ鹿児島に横浜ナンバーのバイクで帰省して来たことまで前章で書きました。

 年末年始は、いつからか友達たくさんが集う我が家の倉庫二階がお決まりの宿となっていた。

 帰省して来て誰一人として息子たちは、私の手作り料理を食べることは、ないことも多発( 一一)

 一食、食べてくれたら良い方。
最後に四人集まった時は、その一食が外食だったり・・
 お盆のお墓参りだけ揃ったので、そこからすぐのそうめん流しにいったのが、最後の4人での食事だったかも。
 
 もっと言えば食卓に座ってくれたら!
   食卓を囲んでくれたら!😂
   最上級の願いは、私と面と向かって話をしたり、ずっとリビングや食卓で話を聞かしてくれたら本望。
 数日泊ったとしても長男なんか、パソコンのメンテの専門家なので我が家のパソコンの修理に明け暮れたり、それもまた彼の本望みたいで可哀そうなくらい帰省してもずっとパソコンにかじりついていたり・・。
 はたまた日本までの道中の記事を書いてたり、外国の人とZOOMかスカイプで楽しそうにパソコン持ち上げて話していたり( 一一)
 
 でも、彼らは私の料理や笑顔を見たくて帰省していない‼️それは、わかってるよ‼️でも、帰ってくる!と思ったら期待してる私が毎回いた❣️

 だいたい同級生たちと集いを数回決めていて、日程があったから帰省する。それが目的だからね。
 今夜は中学時代、明日の夜は高校時代のメンバー‼️って感じ( 一一)

 ということで息子たちも我が家の2階に寝ることもない。一泊で帰る次男なんかは、滞在時間も24時間よりたいがい少ない😂焼酎が好きで酔っぱらって寝て起きたら帰る😂
 次男だけは高校時代から他人の家に10人くらいで泊ってたっけ。
 朝一番に
「迎えにきて!」
 と坂道の下の方の家からメールが来てた😂あの頃から私はアッシーだった。※そういうところは、夫にとても似ている。夫も三人兄弟の次男。中間子の育ちをしているから・・(-_-)zzz

 次男前回最後の帰省は、ミーちゃんを連れてくるだけのミッションで深夜に帰ってきて昼前には福岡に帰って行った。

 いきなりいつも決まったとかで事後承諾😂

 何もしなくても良いから!

 その言葉にノーは、言えない私。っていうか、またぁ〜⁉️って、何回も続いてきてからは、言ってた気がする。

 今となっては懐かしいけど😂

 準備は、毛布やこたつの敷物を勝手口に積んでいて、自分達で運ぶから!まるで来ないで!って言ってるのか?優しさなのか、わかりもしない。ちなみに倉庫までかなり距離があるのだ。うちから25メートルくらいだろうか。

 冬は寒いのでホットカーペットにファンヒーターなども置いておく\(//∇//)\

もともと8世帯が入ってたコーポなのだが、それ用に夫が二階に一部屋だけ普通の家のように作り、防音対策もしてある部屋だ。一階はよく刑事番組でよくある犯人が最後になぜか逃げ込んで修羅場になるような物置小屋。なんでそこ?ってくらいに散らかってて、危険物だらけ。

 次男がドラムやギターにハマった高校時代にも、よくたむろしたもんだった。まだなごりが倉庫二階に残っている。いつかまたあの部屋で音楽をすることになると良いのなぁという思いで、そのままにしてある。っていうか、片付ける必要もないかな・・私には関係ない倉庫の二階だから・・

もっぱら夫のことなので、倉庫二階までの道中は、一階の汚い仕事の木材や釘、電気道具にゴミ!バイク3台、汚い段ボールだらけの獣道。そこで木材を削ったりも日常なので木くずもたくさん落ちている。

 子供たちが集まるには、もってこいで工事現場用のトイレも車庫の横に設置してある!ないのは、風呂と水道が出ないのと、エアコンの設置がないことくらい。

 お菓子やジュースを食べ散らかすには、何の問題のない倉庫の2階だ
 
 朝遅く起きても早く起きて帰る人も私の顔を見ないで帰ることもできる倉庫に現地集合の現地解散‼️
 一泊くらいは、うちに泊まってよ❗️と思いつつも寂しくまたJR駅まで乗せていくただのアッシーの私😂

 

そんな伝統の始まり


家を建てたのが長男中2、次男小4、三男年長さん
 なぜか小学6年から少しずつまるでサナギから蝶々になるように長男は、おとなし系キャラから人好き、世話好きキャラに変身‼️転身した。

 女の子も7人くらい、メンズの方が少ないが、初めの頃は数回長男の二階の部屋に連れて来たのが始まりだった"(-""-)"

 2回目だったか。
その日は、突然やってきた!
 
 女の子たちが多い割に1番大きな1メートルくらいある大きなキャンプに持って行くクーラーボックス2個に100本ほどの色とりどりのアルコール飲料‼️
瓶も缶もペットボトルも酒屋のありったけの種類の酒が入ってる感じだった。
 買い出しは、少ない男子4人が顎でつかわれているようにも見えたけど長男の友達も長子やお姉ちゃんがいるおとなしい系の良い子ばかり。
 笑ってパシリをこなしていたし、心から嬉しかったように見えた。

 夜中の2時頃だっただろうか?私もまだその頃は一階を寝室にしていたと思うのだけど、夫がやってまったのだ( 一一)

 「ねぇ‼️何時だと思ってるの‼️💢いい加減にして‼️」
 
 二回くらい叫んだだろうか。静まり返った。

 突然だ。寝る前までは、何事も言わず静かな父の外面だったけど。

 本当にうるさかったけど( 一一)
ドンドン叩いたり、蹴ったりのウケる〜。きゃー!と黄色い声
 
 夫は、いつもそうだ!
誰にでも。
身内にも兄弟妹にも・・

 もうちょっと言い方あるやろう。って思うけど、その時は突然やってくる。みんな背筋が伸びる瞬間だし、それ以来、身内からも縁を切られる始末となっているが・・のちには。

 それが我が家の子ども部屋二階の最後の訪問となった。

 その翌年くらいに隣の畑を分けてもらって隣の人の建築廃材になっていたコーポが我が家の倉庫としてやってきたのだった。

 

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