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NHKクローズアップ現代プラス 目指せ!世界標準のバリアフリー 東京2020大会の先へ

1. 2020オリパラ終了

オリンピックに続き、とうとう東京2020パラリンピックも幕を下ろしました。いつも開催を待っている期間は長いのですが、いざ始まってしまうと2週間はあっという間ですね。とても熱い日々でした。

また、今回とても面白かったのが、パラリンピックをネット中継にしてくれたおかげで、たくさんの競技を見ることができました。

私は卓球をやっていただけに「パラ卓球🏓は気になっておりまして、見たい対戦をすべて見ることが可能でした。特にエジプトの『イブラヒーム エルフセイニ・ハマドトゥ』選手がすごい!

ハマドトゥ選手は、ただピンポン玉を打ってラリーをしているわけではありません。きっちりカットボール(逆回転サーブ)をかけてサーブしたり、ドライブ回転をかけてスマッシュ。普通にラケットで打ち返しただけでは、ハマドトゥ選手のボールは打ち返せません。回転がかかっているため弾かれます!

また、卓球はボールをサーブする際、ある程度ボールを卓球台より上に投げてから玉を打ち始めるルールがあります。ハマドトゥ選手は、足を手のように使い、ボールを規定の高さ以上に挙げてから、口でラケットを使って始めます。

これは、超神業すぎです!?🤠🏓

どう努力したら、この技術を身に着けられるのでしょうか...。とにかくパラリンピックは、オリンピックとは違ったとてつもない領域を垣間見ました。

最後にパラリンピックの閉会式も見ました。何が良かったと申しますと、なかなか出番のない、この二人にようやくスポットが!

#ミライトワ  と  #ソメイティ のお二人。
とてもカワイイキャラクターなのですが、なぜか全然出番がなく悲しい限り。おそらく、二人の本当の出番は接客なのだと予想します。しかし、コロナの影響で無観客となり、SNSで拡散されることも少なくて切ない感じですね~。せっかく可愛いので、この先も何かの機会に登場してくれたらいいなと個人的に思います😆

多様性がテーマだった閉会式。代表の方が、新東京タワーを模した模型に鏡を張っていき一つのタワーを作り上げていったのも印象的でした。閉会式は、選手も皆さんも楽しんでいたと思います。テレビで見ていましたが、それがひしひしと伝わってきました。こちらもとても良かったです。

2. 国立競技場のバリアフリー化

そんな形でとても楽しかったパラリンピックですが、いざお祭りが終わってしまうと悲しい限り。もう特集は組まれないかなと思っていましたが、NHKのクローズアップ現代プラスが、競技場のバリアフリーの凄さを特集していました。

まず、車いすでの話が出ていました。
競技場に向かうと、そのままストレートで専用の観客席につけます。

実は私も、今年の初めにヘルニアが悪化しまして、車いすでしばらく生活しておりました。実際に車いすを自分で利用して分かったのですが、ちょっとの段差で、もう上に上がれないのですよ💦または、ちょっとの隙間があいてるだけで、ハマってしまったり😭

そうした、ちょっとの事で時間がかかることに気づきました。ですので、競技場になかなか車いすの方が来れないのは、そうした設計が間に合っていないのだと思いました。

ただ、一つ言いたいのは、これは誰も悪くないのです。
最初の設計で、そのようなことが盛り込まれていないだけです。そこで、新国立競技場は、最初からバリアフリーありきで、また多様性があるこの時代、性的マイノリティにも配慮したトイレの完備。そして、発達障害のある人のための、ちょっとした休憩ルーム。このような設計が至る所にありました。これはうれしいですね~!

さらに『サイトライン』の確保。
実際に設計に協力された佐藤さんは、

佐藤聡さん
「例えば得点が入ったり、コンサートだと一番盛り上がるときは、みんな立つ。立つのは悪くないけど、前の人が立ったら車いす席は何も見えなくて、本当に疎外感を感じる、さみしくて。自分たちは受け入れられていないんだという気持ちをすごく持って。設計で高低差をつけたら、そういう問題はなくなるので」

これは素晴らしい!
競技に熱中すると、皆さんスタンドで立ち上がりますよね。たぶん、私も立ち上がって拍手をすると思います。それを考慮した設計には驚きました。誰しもが誰の目も気にせず思いっきり楽しめるスタジアム。最初からバリアフリーを考慮した理想的な設計です!

後、驚いたのが、迷子を一時的に保護する部屋の壁に謎の数字のサイン。

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 1 2 3 4 5

これ、なんだろうと思ったら、子供が親を待つ間にこれを見たら、なんとなく数えると思うのです。数字というのは不思議で、数えると心が落ち着きます。このような、ちょっとした事も配慮されています。これらは、すべて当事者のお話を聞いて作ったようです。

後、いろいろな建物の模範となる施設です。ですので、細かい設計をしていれば、これを真似した本当の意味のバリアフリー化が進むと考えます。さすがは、国立競技場ですね!!素晴らしい!

世界標準のバリアフリーができるまでは、まだ先の話かもしれませんが、こうした一つづつ積み上げていって、住みやすい街になっていくことを大いに期待できる番組でした。

残念だったのは、この競技場を世界の人々に実際に見てほしかったですね😭私も腰の調子が治り、そしてコロナが落ち着きを取り戻したら、この競技場に足を運びたいと思います。スポーツでも、音楽のイベントでも、いろいろと活用はできるはずですので、今後が楽しみです!🥳


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