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小説かきました

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小説大賞に応募した作品や、私小説、エッセイをまとめました。 ※イラストはki_nyaさんの許可を得て使用させていただいております。 https://note.com/ki_nya
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座敷わらしと一緒にトイレに並んだ話

僕は小さい頃、座敷わらしとトイレに並んで用を足していた。 そして、トイレから出ると、そこには子どもたちの行列ができていた。 これが当時は普通であり、まったく不思議に思わなかった。 僕は夏休みに、親戚の家に預けられていて秩父の田舎で過ごすことが多かった。親戚の家は農家で、昼間は外で遊び、夕方になったら食事をして、そのあと宿題を片付けたらすぐ寝た。 眠りにつき、ふと目が覚める事がある。 だいたい、誰かに布団をたたかれる。そして、目が覚めると猛烈にトイレにいきたくなっていた。お

余命6時間 第二話「余命5時間」

第1話はこちら 真田さんが、図面を並べてさっと見ていく。

¥200

『ヘルニア国物語』第8章 魔法の杖でヘルニーアに立ち向かえ!

前回までのお話。 西暦2020年。世は恐ろしい魔物により暗黒に包まれていた。 その魔物の名は『ヘルニーア』おおぉー!この世は、なんと混沌に満ちているのであろう! 全ての者に慈悲はないのか!この地上を浄化する勇者はおらんのか! 助けてくれ! 神よ!どうか、我々を助けてください!何も悪いことをしていないのです!なのに、なぜこのような苦しみをお与えになるのですか! しかし、勇者たち『お医者さん、お薬さん、お神さん(奥様)、全てのやさしい人々』の活躍により、ヘルニーアの攻撃を

『ヘルニア国物語』第7章 腰痛ダメージを軽減する薬草(漢方薬)を探せ!

前回までのお話。 度重なる攻撃おおぉ!神よ! なぜ、我々はここまで苦しまねばいけないのでしょうか! 最初、教会(病院)の神父様(お医者様)より三か月くらいで収まるとうかがっておりました。しかし、半年たっても未だ収まる気配はありません。むしろ、電撃攻撃(しびれ)は広範囲になっており、辺境の村(足首)まで襲われる事態になったのです! 我々が何か悪いことをしたのでしょうか!! 神よ!どうぞ、お答えください! ~ 神(妻)からのお告げ ~ 長い間、変な姿勢で戦って(パソコンゲー

『ヘルニア国物語』第6章 OKAMURA オカムラの玉座(椅子)

この物語は、平和な国「ヘルニア国(私の体)」を一夜にして悪夢に変えたヘルニーア(椎間板ヘルニア)に襲われた村人たちと、それに立ち向かう神と勇者の物語である。 鉄の玉座ヘルニア国の住民達に悩みは尽きない。 日々襲い来るヘルニーアの電撃魔法(痛み・しびれ)は、座っていても容赦ない。全ての椅子が「鉄の玉座」と化す。しかし、住民たちはこの鉄の玉座でも耐えねばならない。なぜならば異世界からやってきた「暗黒竜コローナ」の影響で、人々は外出することもままならず、そこで日々の生活をし続けな

『ヘルニア国物語-外伝3(パルプ)』 ケツを出せ!弾丸をぶち込んでやる。

この物語は、平和な国「ヘルニア国(私の体)」を一夜にして悪夢に変えたヘルニーア(椎間板ヘルニア)に襲われた村人たちが神々(家族)と勇者達(医療関係者の皆様)の力を借りて復興するまでの物語である。 ※今回は、緊急事態がおきましたので書きました。その3。 前回までのお話。 ここはヘルニア国、最果ての地。『ヘルニアMEXICO自治区(足首)』。 そう、思い出したぜ...。本国(腰)のヘルニーアがだいぶ収まり、ようやく人々に平和が訪れようとしていたころだ。 時は、年末の12月

『ヘルニア国物語-外伝2(パルプ)』 ケツを出せ!弾丸をぶち込んでやる。

この物語は、平和な国「ヘルニア国(私の体)」を一夜にして悪夢に変えたヘルニーア(椎間板ヘルニア)に襲われた村人たちが神々(家族)と勇者達(医療関係者の皆様)の力を借りて復興するまでの物語である。 ※今回は、緊急事態がおきましたので書きました。その2。 前回までのお話。 どこにも逃げ場がない状態で、「ツマー・ザ・キッド(妻)」は、銃口をこちらに向けて、ゆっくりと歩み寄ってきた。 「素直にケツを出せ!早くしないと弾丸が溶けちまうだろう!」 白い弾丸(坐薬・ボルタレンサポ

『ヘルニア国物語-外伝1(パルプ)』 ケツを出せ!弾丸をぶち込んでやる。

この物語は、平和な国「ヘルニア国(私の体)」を一夜にして悪夢に変えたヘルニーア(椎間板ヘルニア)に襲われた村人たちが神々(家族)と勇者達(医療関係者の皆様)の力を借りて復興するまでの物語である。 ※今回は、緊急事態がおきましたので書きました。 ここはヘルニア国、最果ての地。『ヘルニアMEXICO自治区(足首)』 そこに住む者たちは、本国(腰)がヘルニーアに襲われているの知っていたが、ここには影響がなく、のんきにラム酒をあびていた。 しかし、やつは突然現れた。 怒涛のイナ

『ヘルニア国物語』第5章 ヘルニーアに負けるな!神具(寝具)から、正しく立ち上がれ!

この物語は、平和な国「ヘルニア国(私の体)」を一夜にして悪夢に変えたヘルニーア(椎間板ヘルニア)に襲われた村人たちと、それに立ち向かう神と勇者の物語である。 前回、ヘルニア国の住人の活躍により、究極の神具(寝具)をAMAZONの秘境より持ち帰る事にに成功した。 以下が、持ち帰った神具(寝具)エアウィーヴ。 起き上がる時に激痛が走るこれにより、睡眠をとる事に成功した。みな、口々にありがたいと話していた。しかし、それでも、オフトゥーンやベッドから起き上がりの際に、激痛を発す

『ヘルニア国物語』第4章 ヘルニーアを防ぐ神具(寝具)エアウィーヴを手に入れろ!

この物語は、平和な国「ヘルニア国(私の体)」を一夜にして悪夢に変えたヘルニーア(椎間板ヘルニア)に襲われた村人たちと、それに立ち向かう神と勇者の物語である。 おおぉ!!! 神よ!この世に絶望を与えるヘルニーア(椎間板ヘルニア)の魔の手が進んできております!すでに痛みは腰を越え、多くの者(体)が、シビレだし、ビリビリとお尻に進行を刺激してまいります。 よく、整体などの神業で、痛気持ち~♪という表現がありますが、このシビレは、痛気持ち悪いです!最悪です! このままでは、寝る事

芋を焼け、扉を開けろ。

家で本を読んでいた美雪は、きな臭い匂いに気づいた。開いていた窓から身を乗り出して見ると裏の小山の横穴から白煙が立ち登っている。 「なんだ、山火事か?」 近所が騒ぎ初める。何かを察した美雪は、部屋にあるシューズを履くとスラリと伸びた足を窓枠にかけ、ひょいと飛び出し山の裏側へ全力で走った。 最近は遊び場所がめっきり少ない。僕達3人はいつも退屈だった。どこで遊んでも近所の年寄りにうるさがられる。 「家でゲームも飽きたな」 大野がそう漏らす。小学校でサッカーをやろうにも校門

ああ 忘られぬ『豚のみそ漬け』

冬の夜。 小学生の僕は、自宅の肉屋のシャッターを閉めていた。 手を挟まないよう気を付けながら、ゆっくりと閉める。 お客さんのいなくなったお店は、とても静かだ。 ちょうど、コンビニくらいの広さのお店で、 僕は窓側から順に電気を消していく。 暗くなったお店は、 ちょっと、怖い気もするけれど好きだ。 お客さんが両親と何か話している、 日中のガヤガヤした雰囲気も好きだったが、 おそらく、誰も知らないであろう、静かなお店も良かった。 大きな冷蔵庫のゴオォォォォンという、 独特

ヘルニア国物語 第三章 ヘルニーアの攻撃vs最新神具ケンイン(牽引)

最初の闘いから、1ヶ月半。 当初は1週間の短期決戦でケリがつくと思われた。教会の神父様(整形外科の先生)も教会のモンク(柔道整体師の先生)の方も長くて2週間と話されていた。 ヘルニア国の民衆もみなそれを信じ、幸せな生活が戻ってくると感じていた。そして、太陽に背筋を伸ばし、堂々と街を歩けると!! おおぉ!神よ!なぜこのよう長い苦しみを、我々にお与えになるのでしょうか! 皆は真面目にコツコツ、村人(サラリーマン)として生きてまいりました。ちょっと月末に市場(コンビニ)で、スウ

『ヘルニア国物語 第二章』発症から一ヶ月。ヘルニーアの悪夢は続く

おおぉ!!神よ! ヘルニーアに襲われて、もう一ヶ月が過ぎました。しかし、国民は今も苦しんでおります!夜、ゆっくり眠る事も、ままなりません。 我々は、決して悪行などを働いてはおりませぬ! どうか...、どうか、寛大なお慈悲を!!せめて、まっすぐ立つことをお許しください。そして、私には神の声(妻の声)が聞こえた。 ... 汝よ。告白なさい ...神よ、懺悔いたします。 私は発症した直後に、Amazonプライムで長時間にわたり変な姿勢で、人気のドラマ『Game of Thron