暴風警報


walking in the she.


と、そうへいの歌を空耳して笑った。


前にブログを書いたのは 写真家の奥山の結婚パーティーの前日、千葉のホテル。


あの日の予告通りに暴風警報が発令した。


身体の調子を完全に崩して人生ではじめての抗うつ剤を飲むと、少し痛みが和らいで笑った。


まさか、たった一粒だけとはいえ、あの僕が抗うつ剤を飲む日が来るとは。


きっかけは台風24号だ。でもたぶんそれよりずっと前から何かがおかしくなっていたんだろう。おかしい場所は最初はおかしくない振りをする。どこか別の部分が無理をすることで、おかしいことを隠しておけるようになっている。でもちょっとしたきっかけさえあれば、ぜんぶばれてしまうんだ。


台風24号がたくさんの弱っている場所を、それがちゃんと弱っていることを教えてくれた。

それは僕の身体にも起きたことだし

僕以外の身体ではない場所にも起きたことだ。


たとえば、古い東小金井の家の屋根、とか。


たとえではなく、古い東小金井の家の屋根が、飛んだ、こととか。


でも、僕の身体は良い方向に向かっている。


エス東京オフィスって場所に行った。


ゴッドハンド、と呼ばれる手を持った人間が背中を触った。


約3分間触れたら、身体が軽くなった。


へんなの。 思った。


友達が誕生日だからいくつか新しい曲を作った。


気に入っている。


あたらしい服も作っている。


それも気に入っている。


僕はサラリーマンではないから、サラリーマンのことがわからない。


サラリーをもらうマンなんだろうか。



サラリーをもらうだけのマンかウーマンではない人間もいる。


そういう人間の呼称があったらいい。


思った こと。


確実に元気になりつつあるときは、元気なときよりも元気な気がする。


だからとっても元気だ。


屋根が飛んで良かった。


いまはそう思っている。



不思議だ。


きっともうずっと前から屋根は飛んでいたんだ。


空が見えたら青かった。


白も見えた。


はじめて飲んだ、坑うつ剤は甘い味がした。


僕にはもう必要ないけれど、


きっとだれかにとっては、必要なお守りなんだとはじめてわかった。


おやすみなさい。


またちゃんと書くから、ちゃんと書いてくださいを


言っておくれ。