すぎにゃん/カナスギ

起業家でアーティスト。ドワンゴほか20社の取締役を歴任。『マネーと国家と僕らの未来』堀…

すぎにゃん/カナスギ

起業家でアーティスト。ドワンゴほか20社の取締役を歴任。『マネーと国家と僕らの未来』堀江貴文.茂木健一郎共著。大人の進路相談室開業 。作詞、ラジオ、TVレギュラー、連載ほか🇯🇵

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個展します。

来年、写真をメインにした 個展を開きます。 2010年から写真家として活動を始め、2016年に初めての個展を 銀座SONYギャラリーで開きました。 初個展がSONYギャラリーというのは、 異例のことのようで、良いチャンスに巡り会えたと思っています。 その後も、都内各所で個展を開いていましたが、また、ご縁がありまして、パリのカルチャー誌にインタビューと作品が掲載されることになりました。 それは、2011年以降の雨ざらしの壁をマクロレンズで撮影した一連の作品です。 シリ

    • 赤い流れ星、それは一瞬の恋

      赤い流れ星、それは一瞬の恋、 何を求めず、ただ燃え上がり、 闇の中に溶けてゆく── 秋の夜空に流れて 燃え盛る一粒の赤い光 言葉なく触れることなく、 心と体を赤く染めていく。 震えるようなこの衝撃を残したまま 音もなく静かに消えていく 時間を止めてくれ そう思う間も無い儚い出会い 悔しいじゃないか。 ほかの星たちは まだそこに居るのに。 今なら言える。 時間を巻き戻してくれ。 それが叶わぬならば、 忘れさせてくれ、この恋を。

        • 今週金曜はポエ部の集まり。今月のテーマは「傷」だったけどみんな書けてるかな? ぼくは、「青春の傷跡」を書いた。 じゃあzoomで会おう✨ それにしても美しいフライヤー。

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          青春の傷跡

          二人で交わした約束 木の幹に爪を立てて残した言葉 今はもう、風のなかに消えた。 夕暮れの空気は湿り 君の笑顔も遠く薄れていく 僕の胸に残る 静かな痛みだけが まだ確かにここにある 無邪気に夢見た未来は いつしか朽ち果て 木の傷も、僕の手の温もりも すべてが時間の闇に沈んでいく ああ、この胸の奥に疼く 消えぬ影 それが青春の痕跡だ。

          「夜活」始まります。

          戸田充広さんの新刊「副業アイデア逆引き事典」のコンテンツのひとつ”会議室のサーフィン教室”。この会議室のサーフィン教室をヒットさせた河村操さんと充広さんと3人でクロスとトークをします。clubhouseです。 なぜヒットしたのか? そもそもなんで会議室だったのか? さらに、ヒットはどうやって生み出すのか? このあたりのことを楽しく話せたらと思います。 (楽しい感じ、ビジュアル的に伝わるかなぁ?)

          「夜活」始まります。

          星新一風のショートショート

          腕の時計に目をやると3:35を示していた。 目の前の店の扉を開けると 焙煎されたコーヒー豆の香りが鼻腔をくすぐる。 カウンターの向こうに店主がひとり。 ほかには誰もいない。 おれはカウンターに座ると 店主が言う。 「うちは珈琲しかないですよ。」 尋ねるのも野暮というものだ。 俺は一言、「はい」と告げた。 「かしこまりました」 店主はそう言うと、レコードに針を落とした。 針は浮いて沈み、回転するレコードの溝を擦る。 古き良き時代のジャズとレコードノイズが、 店内を満たす

          星新一風のショートショート

          白いシャツは自分で洗う。

          白いシャツは自分で洗う。
 飾りっ気がない 綿のシャツを 手洗いして 陽の光を通す。 風に浮かべ 邪気を払ったら 同じ場所に 戻してやる。 襟もボタンも 形も違う 白いシャツが 一列に 静かに並んでいる。 白いシャツは自分で洗う。

          白いシャツは自分で洗う。

          『暗殺』

          話題作を読んでます。 発売からひと月経たないうちに五万部突破。安倍総理の暗殺をテーマにしたフィクションですが、事件の真相に迫るドキュメンタリーとしても読める怪作。その名も「暗殺」。政治の裏側で蠢く魑魅魍魎たちの裏切りと圧力と利権争い。陰謀論として簡単には片付けられないとてもリアリティある作品です。

          ブログ始めたんです。 東京に来た際はここに行ってみてください! 原宿のパン屋さんです。 https://ameblo.jp/kagulunch/entry-12859518669.html

          ブログ始めたんです。 東京に来た際はここに行ってみてください! 原宿のパン屋さんです。 https://ameblo.jp/kagulunch/entry-12859518669.html

          私という名の仮面を脱ごう

          長居して居心地が悪くなったら そこはもう君がいる場所じゃない。 過去に区切りをつける時だ。 さあ、「私」という名の仮面を脱ごう。 新しい旅の入り口は、すでにここにある。 常識という名の古い靴も 流行遅れのドレスも脱ぎ捨て 魂が躍動する場所へ旅立とう。 土を踏み 泥にまみれ 川で泳ぎ 陽を浴びる、 古の森を抜け、 大地にかかる虹に出会う時 君の世界は再び色を取り戻す。 さあ、その一歩踏み出そう。

          私という名の仮面を脱ごう

          もう指切りなんて、しない。

          もう指きりなんて、しない。 飛行機は滑走路を離陸すると 濃紺の空へ飛び立つ。 君は来なかった。 おれは乗らなかった。 最初から行く気なんか、 なかった。二人共。 指切りなんて子供じみた真似 しなきゃよかった。 チケット代はいらないから この記憶を消してくれ。 びりびりに割いて 捨てられるなら 捨ててしまいたい。 あの日の約束。 もう指切りなんて、しない。

          もう指切りなんて、しない。

          砂時計

          音を立てずに 落ちてゆく 白い砂 兵隊さん 声をあげても 届かない 次は君の番 砂時計を 逆さにして さあ。

          ポエ部の集い

          当日の投稿になります。 本日朝9時よりポエ部のzoomがあります。ふるってご参加下さい!

          砂時計

          音を立てずに 落ちてゆく 白い砂 兵隊さん 声をあげても 届かない 次は君の番 砂時計を 逆さにして。 さあ。

          胸の内

          「胸の内」 時計の針が23時を周った。 君はミステリアスな笑みを浮かべ カードを切る。 ハートのクイーン。 君の手元のカードは残り2枚。 何を秘めているのか。 手の内が読めない。 僕はスペードのエースを切る。 これが最後のヒントだ。 手元に残るのはジョーカー1枚。 君はもう気付いてるだろう。 いつまでこの関係を続けるのか。 探り合いはやめて ゲームを終わりにしよう。 さあ、胸の内を明かしてくれ。 さもなくば 最後のカードを切るだけだ。