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アダルトチルドレン 癒しと回復のためのセルフスタディキットをやってみて  ③自分の心の傷を認めることを自分に許す

こんにちわ、ばやしです。

前回のワークで、機能不全家族やアダルトチルドレンについて自分が当てはまるのかを確認しました。安心安全を感じることができない機能不全家族で育ってしまうと、不健全な人間関係を築き方を身につけてしまい自分の望むものではない自己イメージを植え付けられた可能性があることを学びました。

この記事では、前回に引き続きワークを進めていきます。

自分の心の傷を認めることを自分に許す


本ステップで確認することとして

・親を責めることではないことを確認する

・心の傷を認め、自分に対して許す

・自分が受けた心の傷を書き出す

ということが重要になります。


今、もしご自身が親となっている場合、子供に対して行っていること行動が、機能不全家族の特徴的な行動であるということもよくあります。

自分が行っている行動が機能不全特有のものであることを認めるざる追えなくなり、痛みを伴います。

ここで重要なことですが、アダルトチルドレンや、育った環境が機能不全家族であったことを認めることが、自分の親や、自分自身を責めることではないということです。

あなたの親も、その親も、そのまた親も、繰り返し傷ついて育ってきて、その時の知りうる最善の方法で生き抜いてきたにすぎず、もしかしたら先祖はもっとひどい状況だったのかもしれません。

いえることは自分自身も親も先祖も皆、今まで一生懸命生き抜いてきたことです。

自分の代で心の傷の連鎖を終わらせること

が大切です。自分の傷を認め、癒していきましょう。

このワークは、自分自身、今までの家族、これからの家族に対して大きな意味を持つ大切なことになります。

癒すことに早いも遅いもありません。気づいた今から、自分を許し、行動や言動を選び直し流れを変えて行くことができます。

ワーク 1

傷ついた心の傷について認め、表現して行くことで自分に許す


育った環境のなかで傷ついた心の傷について、認め、許し
表現をして行くことで、自分に許可する文章で書く。

・傷のせいで対人関係、人間不信、社会的な制約を大きく受けてしまっている。自分を許し、生きやすい未来を獲得したい。

・自分の代で、機能不全的な行動の連鎖を断ち切る。何もしないと、何も変わらない。できることを少しづつ取り組んでいく。

・家族から受けた、マルトリートメント、虐待を隠すことなく認め、癒すことを自分に許す。

・マルトリートメント、虐待を受け、親のせいで生きて行く上で社会的に大きなハンデキャップを持ってしまったが、それでも親を憎まない。その代わり、親にも理解をさせ、世代継承の継続を止め、行動を改めさせる。

・子供は生き抜く上で、家庭環境や親から逃げれない。また選べない。
生まれ持って、過酷な環境で過ごさざるおえなかった。


私の育った家族は、関係が破綻しているにもかかわらず、離婚もせずに両親が不毛な言い争うを続け、面前DVを受け、機能不全な状況を何十年と継続し続けたことが、私のパーソナリテイ(人格)に多大な悪影響を与えている。

その結果、機能不全な状況で生き抜くために身につけてしまった手段で、生きづらさを身につけてしまった原因は、私が悪いわけではない。家庭環境のせいである。こういう状況になってしまったことが本当に悔しい。

親からもらうのは虐待ではなく、愛情、承認、褒められるだけでよかった

ただ、悔しい、恨むだけでは、過去に囚われて何も解決しない
過去の出来事を許さないと前に進めないので、許したい。

ワーク2
心が傷ついた家族の行動、言葉、出来事


機能不全であったと思われる出来事、心に傷つけられたと思う親や家族の行動、言葉、出来事を思い出せる範囲で思い出す。

・日常的な夫婦喧嘩 小学校〜大学 離婚時まで
 昼夜問わず、寝る時は毎晩子守唄のように聞かされていた。旅行先でも、喧嘩。

・歯医者の帰りの駐車場で、車のハンドルを左右に回して遊んでロックがかかった時、叱られた。

・スーパーでお菓子を催促することは禁止。許されない。

・ご飯を食べるときにテレビに集中することは禁止。

・子供に対してスパルタ教育、命令、支配、コントロール。
そもそも子供も無理やり強要されても、やる気は出ない。
出来たことを認めれ、子供のモチベーションを上げるコミュニケーションの取り方をしてほしかった。

母親のいうことを聞かないと、大きな声を出して、癇癪を起こし、怒鳴り散らかして、最終的にビンタ、暴力、暴行を振るっていた。
弱い人間に対して支配欲があった。
普通の家では虐待だとわかるはずなので、こういうことはなかったのだと思う。

・小学校中学校は恐怖で母親に相談をした記憶がない。
幼稚園小中高学校と1階も休んだことがない。逆に異常なことだと思うが、休みたいということが言えなかった。
学校を休んではいけない、怒られると思っていた。

体調が悪い日もあるんだから、子供の体調を見て、判断して休ませるのが普通の親であると思う。

・子供へお小遣い、お年玉はたくさんあげなくていいと、よく周囲の大人に言っていた。決めるのは周りの大人の決めることなのに、言っている理由がよくわからなかった。
現時点で母は祖父母から何百万ももらっている。

・あんたはどうせ運動神経が悪いと、何事も挑戦する前から可能性を否定。
子供の頃から学校のカリキュラムや母からの命令以外で新しいことに挑戦したことがない。

塾、そろばん、プール、習字など習い事は命令されたが、本当に自分がやりたいことをやらせてもらった記憶がない。

他の子供は少年野球、サッカーなど集団スポーツをやっていた。
母親に子供のやりたいことをやらすという考えが一切なかった。

・嫁姑の不仲
父型の祖母と母は、お互いずっと言い合っていた。
嫌なら外に出ればよかったのに、母は文句を言いながら、なぜか実家にずっと住んでいた。

・親戚との不仲
円満という関係性はなかった。悪口ばかり言っていた。認める、評価する発言は聞いたことがない。親戚全てが母親にとって敵であった。

・母型の祖母から叱責
 私が1日預けられたとき、玄関で泣いていたら、激しく叱責され、いまだに脳裏に残っている。

・家にきた友達も、母親を恐れていた。遊びに来る人は少なかった。
きっと自分の価値観で、「〜しなさい」と命令し、他の友達も叱責していたのだと思う。
自分は、他の親から命令されたことはない。

・姉からのマウント
母親と似ており他責論者、自分の答えが正しい。
人の話を聞かない、徹底的に他者を論破する。テイカー気質で近寄ってはダメなタイプ。
川で流されたり、家の2階から落ちたとき、自分のせいにされたことを覚えている。
女性への苦手意識の原因。


まとめ


過去を思い出している過程で心と体がどういう感じになったかというと、
トラウマで日常では経験しないホルモンを分泌し脳みそが震えました。

記憶が麻痺して思い出せなくなっていることもあり、焦らずに思い出したら、一つずつ追加して書き込みます。

ワークをやったみた感想としては、心の傷が浮き彫りになり、自分の受けた虐待、育った家庭環境の機能不全さが、どの時期に、どのように起こっていたか認識できました。

改めて虐待を認識し、詳細を明確にすることは心の傷を癒すために必要で、育った家庭が機能不全家族であったこと認めることは、親や自分自身を責めることではありません。
親も、親の親も、心に傷を受けて苦しみを持って、それでも一生懸命生きてきました
そこも含めて、今後理解することを大切にしていきたいと思います。

引き続き、ワークを続けていきます。


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