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アダルトチルドレン 癒しと回復のためのセルフスタディキットをやってみて ②家族内で起きていたことを確認する

こんにちは、ばやしです。

ワークを取り組むことは、新しい気づきや発見があります。
難点としては、ワークを一つ一つ取り組むことはやはり手間でかなり時間がかかるため、一見遠回りなことかもしれません。

正しいステップで自問自答し、自分の答えを導き出す過程が重要なことだと思っており、愚直に取り組むことが一番の近道だと信じています。

理由は自分の中で自問自答しても、過去の出来事に囚われ、自問自答しても答えが出ず、何年も改善せずに、その間ずっと親への恨みを持ち続けてしまう恐れがあるからです。
気づいたときには期間の損失は大きく、時間は戻ってきません。

私は、この本を取り組むことで1日1日自分と向き合って、
アダルトチルドレン卒業に向けて前に進んでいきたいと思います。

では前回に引き続き、進めていきます。


家族内で起きていたことを確認する


機能不全家族とは一体なんでしょうか。
どの家庭も、家族が100%安全なものとは限りません。
中には機能不全した家族の中で生活を強いられてしまうこともあります。
これは子どもは選ぶことができず、完全に親の配慮の問題になってきます。


機能不全家族とは、虐待、DV、マルトリートメント、その他様々要因があり、本来健全な機能を不全してしまった家族のことを指します。

多少の機能不全した状態はどの家族にもあります。
なので必要以上に過敏になる必要はないのですが、不全な状態が度を超えて日常的に常態化してしまうと、心の傷となり、その後の人生を大きく影響を与えてしまいます

では、家族が健全であったかチェックをします。


家族が安全な場所として機能していたか

心の傷は、身体的な暴力だけではなく、言葉や雰囲気、人間関係によっても影響を受けます。機能不全かどうか、心の傷を受けたか、それはどういった傷だったのか、認識することが重要です。

育った家庭環境についてチェックします。

・身体的な虐待
ビンタあり

・性的虐待
なし

・家族の中が良くなかった
北斗の拳の世紀末状態で、家庭内は絶望的に荒れ果てていた。
不健全なまま、20歳まで突入。

・怒りや爆発があった
母がすごかった。ASD、癇癪持ち、子どもはカサンドラ状態、常に気を使い、生まれたての子羊や北斗の拳の襲われる村人のようにビクビク怯えていた。

・親から拒否された
はっきりとした記憶はないが感覚として、私がおばあちゃん子であったため嫁姑の影響で、下の兄弟と比較して差別はあった気がする。

・嫌味を言われた
現在進行形で、兄弟の中であんただけが文句を言う、と言われる。
兄弟を巻き込んで、私を家族集団攻撃で悪者扱いしてくる。
昔の父親に対して行っていた行動を再現しているようで、まるで学校のいじめのような状態を作り、いまだに継続している。

・人格を否定するような罵声、罵り
母は子供の頃、気に食わないことがあると、都度大きな声で怒鳴り散らかして癇癪を起こし、罵倒してきた。ビンタで叩くこともあった。
叱る理由も言わないから訳がわからなかった。
うちの家庭ではこれが標準だった。そもそも機能不全な素質のある人に叱られるほど、理不尽なものはない。
母はこれが正しい養育だと思っているらしい。数年前勇気付ける必要性、叱る無意味さを諭したが、全く理解してもらえなかった。

・常に誰かと比較された
姉と比較された記憶がある。兄弟喧嘩時は、理由を聞かれることもなく自分が責められることが多かった。自分が誰かに守ってもらえると思ったことがない。

・親の思い通りに行動するように操作された
書道、ピアノ、そろばん、塾を強制された。行きたくないといっても、尊重・理解をしてくれなかった、そのため行くしか選択肢がなかった。
母親は人の気持ちを汲む力ほとんどなく、共感することもない。
特に子供の場合、意志を尊重することがなかった。人権もなかったから、奴隷といった表現が正しいのかもしれない。自分の思い通りでないと、癇癪を起こし、激しい叱責とコントロールをし、支配する癖があった。

・大きすぎる期待と押し付ける家族
一生懸命やっても一切誉められることはなく、母親に満足はなかった。失敗については、凄まじく責め立てられた。叱られた記憶しかなく、誉められた記憶がほとんどない。
また繰り返し、大学受験の遅刻の話など、過去の出来事を反復しあんたが悪いと、ネチネチ言われ続けた。
大学いけ、いい会社に就職しろと、子供の気持ちは全く考慮せず、他人の目を気にするための道具として利用され、実力以上の要求をされ続けてきた。なぜそんないい大学、会社を行かなければならないのか理由を聞いても明確な回答がなかった。
人生に多大な干渉と支配を受けた

・周りをよく見られようとする家族
家族一人ひとりの幸せや満足感、安心感ではなく、世間体、収入、社会的地位、学歴を重んじた。

・周りに知られてはならない秘密があった
父親のいろいろなトラブルはあった。

・体の特徴を軽蔑や、侮辱する
母親は本人は太っていて、そもそも人のことよりも自分をまずどうにかすべきだと思うが、孫に対しても身体的特徴について太っていると言う。
孫もかわいそうに小学生で体重を気にしていた。
そもそも太っていていけない理由がわからないし、育ち盛りだからむしろいいことで、個性だから認めるべきである。

私もあんたはいびきをかくとずっと言われ続けてきたが、なんともしようがないのに言われ続けてコンプレックスを持ち、言われるたびに不快極まりなかった。本人は身体的特徴を侮辱するだけで、対処方法や病院に連れていく行為はしなかった。結果、私は顎の外科手術して治療した。
こう言うことが納得いかない、未解決な問題として思い出すたびに未だに不快に思う。
母親は他者の悪口が多く、言われる人の気持ちが分からないようである。
そんな人間が他人から好かれる理由がない。

・親と子供の役割が逆転
両親の不仲、嫁姑問題、親戚との不仲など、ストレスの吐口として子どもが利用された
・カウンセラー役、子供が慰め役
・激しい叱責、罵倒

不幸にもストレス発散の役目を担ってしまった。
母親の精神年齢が低く子どもと同じ程度でいたため、異常な人間関係を形成せざるおえなくなった。

・過保護だった
なし

・存在そのものを否定された
何回か川で拾って来た子と言われたことがある。

・依存症の人が家族にいた
父親はそういう傾向があった。

・家族に一貫したルールがなかった
母親がルールで、基準は母親次第。
社会に適応できるようなルールではなかった。
また一貫したルールとして機能していなかった。母親の気分次第。

・矛盾したコミュニケーションがあった
父親と母親の言っていることが常々真逆で、ダブルバインド状態。
父は学校は行かなくてもいい、母は勉強しろ学校に行け。
何を信じたらいいか、訳がわからなかった。

・宗教的な拘束があった
なし

まとめ

各項目が、アダルトチルドレンの育った家族の典型的なパターンです。
日常的に起きていたのであれば、機能不全家族ということができます。
家族の中で、安心安全を感じることができなかったのではないでしょうか。
このような家族で育ってしまうと、不健全な人間関係を築き方を身につけてしまい自分の望むものではない自己イメージを植え付けられた可能性があります。

私としても過去を振り返ると、やはり色々と出てきました。
過去の思い出を思い出すことは、心が締め付けられるような気持ちで、嫌な思い出です。
あくまでも記憶に残っている、氷山の一角で、それ以外にも100倍1000倍と苦しんできました。叱責と毎日毎晩の面前DVは忘れられません。

親の知識不足や世代継承、連鎖が原因となるので、抑止するためには、正しい情報が世の中に浸透することが重要だと感じます。子どもは被害者で、その環境から逃げることができません

こう言った事実が広がり、少しでも家庭内での虐待で心が傷つけられる被害者が少なくなることを祈ります。

次回またワークを進めていきます。


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