見出し画像

自分より2つ上の役職で考える

「自分より2つ上の役職で考えろ」と言われた経験のある人はいますか?


自分より2つ上の役職で考える。これができている人とできてない人で圧倒的に成長のスピードや仕事の質は異なります。できる人は常にこれを実践しています。

ボトムアップの企業文化なら尚更。提案が通る人と通らない人の差は、視座の違いが大きく関係すると思います。


大企業になればなるほど業務は細分化されます。経営課題や方針はあるものの、担当レベルまでブレイクダウンされてくるころには、タスクレベルにまで課題は落とし込まれています。

企業としての向かう先を理解してタスクをこなせる人と、目の前のタスクしか見えてない人では仕事の質は変わってきますよね。前者は、上層部が何をしたいか理解しているのでトンチンカンな提案はしません。


WHYから始めよ!インスパイア型リーダーはここが違う』という本に書かれていた「大聖堂の建設に従事する2人の石工の話」について簡単に紹介します。


2人の石工に「仕事は好きか」と問うと、1人は「物心ついたときから作業をしている、作業は単調だが仕事だからやっている、賃金をもらってるんだ」と答え、もう1人は「そりゃそうだ、大聖堂を建ててるんだ、作業は単調だが大聖堂を建ててるんだよ」と答えたという話。

ふたりはおそらく同じ賃金で同じ仕事をしているはず。なのに、全く見えている世界が違うんです。


わかりやすいように、石工の事例になっていますが、現代の大企業でも散見されますと思いました。

自分の業務の向かう先を理解し、やりがいを見つけられるように、視座は高く持ちたいものですね。


おわり。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?