#2DaiGoさんの「超集中力」を読んで(その2)

前回が集中力を増す「場所」と「方法」についてだったので、今回は「時間」について。

■集中力できる時間を有効活用する
 起床から朝の10時まではが最も注意力が高く、17時からは筋肉の効率が高い、21時以降メラトニンの分泌が始まるという周期があるので、出来るだけ早く起きて10時(午前中)までに新しいことを吸収する仕事を行い、午後からは出力する仕事を行うのがよい。そして、早く帰宅して運動して、一日の復習をして早く寝る。
 

 とはいえ、朝の出勤の身支度や通勤時間など多くの時間を仕事・学習以外に費やしているのが現状だった。しかし、テレワークの普及で貴重な朝の時間帯を有効的に使える状況になったので、これを機会に新しいことにチャレンジしてほしい。
 又、普段の業務計画も出来るだけ午前中に集中して行う業務を計画し、午後から会議・検討会・各種審査会などの業務を入れる方がお互いによい結果がでそう。
 そして、早く帰れる人は夕方に運動して、夜に一日の振返りをして寝てほしい。ちなみに、寝る前に覚えたことは記憶として残るそうですので。


 次に時間配分ですが、一つのことを90分でやって20分休む、そして次のことに着手するという計画で行うとよい。又、そのなかでも、25分やって5分瞑想(歩いてみるなど)するというペースで行うと集中できるとのこと。

 ですので、一日の仕事の計画を立てるときも午前に二つ、午後に二つ程度で予定を入れると最適になると思う。然しながら、会議などのイベントは勝手に招集されることが多いとは思うので、せめて課内メンバーだけのイベントは午後の90分程度で計画するようにしてみては。
 また、TODOリストは6項目を作ってから優先度の高い順番でやるとよい。そして、一つの作業が終わるまで次はやらない。全てが終わらなかったら、また明日。

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