#1DaiGoさんの「超集中力」を読んで

設計者の悩みとして、”割り込みの問い合わせ電話で集中ができない!”ということが多くあります。言い訳で使用しているケースもあるとは思うが、電話がメインのコミュニケーション時代の私の実体験として気持ちはよくわかる。そこで、「超集中力」を読んで気になった内容を列挙して紹介してみる。

■集中できる環境で考える 

 集中できる環境は、水色の壁の空間が好ましい。ちなみに、リフレッシュするには緑色の壁の空間が好ましい。インプット型の集中は狭い空間が好ましく、アウトプット型の集中は天井が高いような広い空間が好ましい。

 なので、我々の業務であれば機械を構想するには試作室のような広い空間で水色の壁に向かって考えるといい。以外と社内にはあるので試してみれば素晴らしい特許発明が期待できる。(大きな機械を製造している会社なので天井が高い試作エリアがある)又、発明届の件数を業績評価のKPIにしている会社なので、アイデア出しが苦手なメンバーには少し酷であるが、まずは場所(環境)を変えてみるところから始めてほしい。

■集中できるメモリには限りがある 

 集中できるメモリは限りがあるので、集中しなくても出来るように習慣化するのが肝要とのこと。英語の勉強のために英会話を聞くや体のために筋トレするなど。

 なので、我々の業務でいうと日報・週報などの事務的な作業は毎日(毎週)同じ時間にするなどして習慣づけるとよい。

 又、集中したい事があるとき、例えば入試の時は試験が始まる前に気になっていることを紙に書きだすことで、集中のメモリが空になり試験に集中できるとのこと。

 なので、集中する仕事をする前にはスケジュールを書き出すやTODOリストを作成するなど、他にしなければいけないと考えていることをまずは書き出してから作業を開始するとよい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?