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離れても想う

こんばんは、要小飴と申します。

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私のリュックです。

缶バッジをつけ始めたら、意外と手元にあって、こんなふうに並べています。

9個中5個はコトリ会議、あとの4個はこれまで色々なことでお世話になっている、突劇金魚、Micro To Macro、カラ/フルの缶バッジです。ちなみに、並びに外れて上の方に鎮座しているのは、今年一月にコトリ会議の公演で訪れた久留米市のキャラクター「くるっぱ」のピンバッジです。かわいいでしょう?

皆さんは、こういう劇団関係のグッズなどは買われたりしますか?

私は昔は、演劇の物販ってあんまりピンとこないタイプでした。こういうグッズ類って、演劇で浴びたり、受け取ったり、汲み取ったりする、そういう喜びと少し毛色が違うというか。客席で手で触れられない、けれども圧倒的に心や身体に伝わってくる振動みたいなものと、劇場を出て実際に手で触れられるグッズたちに大きな隔たりがあるような感じがして、ほしいと思わなかった時期がありました。(正直に言うと、学生だったりして、お金がなかったというのも理由としては大きいですが)

ですが、自分の団体が物販をやるようになったり、好きでよく観に行くようになった団体が愛らしいグッズを売っていたりして、段々とその感覚も変わっていったのです。

私にとってこのような劇団のグッズというものは、劇場でしか触れることのできない演劇を、時間も距離も離れたところにいながら、想うためのものです。それを見るとあの公演を思い出す……ということは滅多にないのですが、そばに置くことで、少しだけ記憶の地層が厚くなる感じはあるかもしれませんね。

そして、離れて想うことは、このコロナ禍で更に多くなりました。

こういう小さいものは「離れて想う」ことに対してとても適していると思います。お守りなんかも、あの小さいサイズ感だからこそ、そこに込める想い、感じとる想いの大きさが無限に広がるようなところがありませんか。

何が言いたいのか、わからなくなってきました。

あ、とにかく、こういう物販のグッズって、離れて想うのにちょうどいい、嬉しいものだなぁと改めて思いました、ということです。

もうすぐ7月です。2020年も上半期が終わりますが、段々と小劇場演劇も再開されつつあるのかな。新しい生活様式の上の演劇、まだまだ余白がたくさんありそうです。

楽しみを今できる最大限に存分に楽しんでいきたいですね。

それでは、今日はこのへんで。

要小飴

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いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴