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【1229】漢字に表れる心

こんばんは、要小飴と申します。

ひとまず芝居納め、仕事納めしましたので、惰眠を貪る年末を過ごした今日でした。大掃除などをするのは明日からにします。テレビも特番が増えて、年末感が増しました。ゆるやかな休日です。

今更なんですが、今年の漢字は「密」だったのですね。

言うまでもなく「3密」を避け続けた2020年。その上で、秘密を感じる出来事も色々あったということだそうで。

2位以下のものも興味深くて、

やっぱりみんな悲しい思いや恐ろしい思いをしてきたのだなぁと感じる結果ですね。

ベネッセがアンケートを取った小学生が思う今年の漢字というものもあるそうで、

一位は「笑」。次点に「幸」「新」と続きます。このランキングを見たとき、子供たちは今年本当に大変な思いをしたのだなぁと思いました。

これは、自分の小さい頃の記憶と今接している小さい人たちの様子を見て思うことなのですが、子供たちにとって自分の発する言葉は大人のそれよりも重要度が高いです。言葉の力による影響をまっすぐに受けてしまうし、そのことに敏感でもあります。だから、良いことを言うときには、その裏に悪いことをふまえていると言いますか。辛かったときに辛いと言うのは「辛い」という言葉で自分を塗りつぶしてしまうような感覚があって、だから茶化したり、あえて理想的なことを言ったりします。

ちょっと違う話ですが、子供たちは今年「新型コロナウイルス」という言葉をよく発しました。子供たちは、それは地震とか何か事件のようなものもそうですが、何か怖いものに出会ったときはそれを知らないものとしておいておかずに、自分たちの生活や遊びの中に取り込んで克服しようとします。恐ろしい思いをしたことを、それを遊びにして自分が今安全であるということを確かめていくのです。

もちろん、本人たちはごく自然に「笑」「幸」を選んだ(子もいた)でしょうし、辛かったことの何倍も幸せなことがあったのでしょう。でも、大人と同じようにこの小さい人たちも社会の動きを肌で感じて、もしかしたら大人よりも小さな盾で、ほぼノーガードな状態で晒されているわけです。それを忘れないでいたいと思います。

それでは、今日はこのへんで。

また明日!

要小飴🍬

いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴