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【0323】涙ってやつ

こんばんは、要小飴と申します。

先日やっと『よつばと!』15巻を手に入れて、読みました。

最後の話のまさにそのタイミングで私も泣いてしまって、なんじゃこれ、と思いました。直前のページ、直前のコマまで、なんともなくて、「ふむふむ、そうだよねー」という感じで読んでいたのに、急に目の奥から涙が走ってきました。

『よつばと!』は、私の数少ない大好き漫画の一つです。もはやこれは、私の中に「よつばととーちゃんと私」みたいな世界が出来上がっているものなのです。だから、説明するのも無粋というか。なんの先入観もなく、出会ってもらうのが一番だと思います。だから、まだ読んだことがない方は読んでみてくださいとしか言えないのですが、とにかく読んでみてください。

そんなこんなで、急な号泣に自分自身が戸惑ったわけですが、涙ってやつは、そうなんですね。ものすごく強烈な感情が涙になって結晶化するというものなのですね。理路整然と説明出来るときには涙は出なくて、なんだかわからないけど「わー!」みたいな時に涙が出るのだということが、最近やっとわかってきました。

子供のうちはやっぱり高い頻度で涙が出るだけれど、それは自分の感情とか考えがまだ自分で抱えきれない部分があるからなんだろうな、と。もちろん、大人になっても泣いてしまうことはありますが、何か悲しいことやショックなことがあったとき、自分の想定とは違うところに心が動いているところがあって、そのせいで涙が出るのだろうと思ったりします。

だから、子供が泣いているときに、時々「どうしたのか言ってごらん」なんて言ったりもしてしまうのですが、まあ難しいことをやらせているのですよね。でも、やっぱりそうすることで自分の内面に向き合うことが出来ると思うのです。私なんかは、ほんとに自分のことがわかっていないので、よくよく泣きます。そして、なんで私泣いてるんや、と自問自答します。そうすると、自分が何を大切にしてるのかとか、何を見て生きてるのということが、なんとなく見えてくるものです。

涙ってやつは、なかなか扱いづらいものです。でも出て来てくれたら、それはいい機会だと思って、心に向き合うことを少しずつできたらいいなと思いました。

それでは、今日はこのへんで。

また明日!

要小飴🍬


いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴