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雨の日には傘をさして

おはようございます、要小飴と申します。

昨日あれだけ、夏だ、暑い、と言っていたのに、今日から雨ですって。そろそろ梅雨に入るんですかね。かんかん照りの暑さと、雨の日の蒸し暑さ、どちらも身体にこたえます。

そして昨日あれだけ、日傘がほしい、と言っていたのに、仕事帰りに買ったのは雨傘でした。

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じゃーん!

欲しかった黄色い傘。薄い青緑色のステッチが可愛いです。以前にも黄色い傘を持っていたのですが、その傘は電車に乗って旅立ってしまい、そのあとはまたなんとなくビニール傘でお茶を濁していました。でも、今日から一週間くらい雨マークが並んでいるのを見て、今が買い時だろうと思い、なんばのダイキに立ち寄ってきました。あのダイキは傘売り場が充実しているのですよ。安くて可愛い傘がたくさんあります。

今回は何色にしようか、本当はちょっと迷ったりもしたのですが、雨の日にはなんとなく明るい色の傘を使いたくて、この爽やかな黄色にしました。

もちろん、昨日は快晴。なんばの地下も、駅のホームも、傘を持っている人なんて一人もいません。私は買ったばかりの傘を両手で抱えて帰りました。そんな自分の姿を見て、私は『おじさんのかさ』のおじさんを思い出しました。

おじさんのかさ (講談社の創作絵本) 

『おじさんのかさ』のお話、皆さんご存知ですか?私は小学校の国語の教科書に載っていて読んだのですが、私にとっては、いくつもある教科書に載っている物語の中で、一番記憶に残っているお話と言っても過言ではないと思います。

『おじさんのかさ』は傘を愛しすぎて雨の日に傘をささないおじさんのお話です。もし、良かった読んでみてくださいね。

おじさんは、色々あって、傘をさすことによって雨の日を楽しく過ごせるようになるのですが、この作品の根本的な部分が「傘が好きだから、傘をささない」というやや過剰な愛し方に対して、否定的でないところが素敵だなぁと思っていました。おじさんの傘への愛情に、子供ながらに「そんなやり方もあるのか」と妙に感心した記憶があります。

ともかく、そんなおじさんみたいに大事に傘を抱えて歩くのはちょっと恥ずかしいような気もしましたが、これで今年の梅雨はご機嫌に過ごせると思うと嬉しくて、ウキウキしました。

どうか、この傘はどこにも行かずに、長く付き合えますように。

それでは今日はこのへんで。

要小飴

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いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴