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劇作イベントについて

おはようございます、要小飴と申します。

さて、2日めです。

基本的にこのnoteは私個人の所感を述べるものにしようとしています。今思っていることと言えば、

もうすぐ劇作イベントだ。

ということでしょう。前回が3月5日だったので、約一ヶ月ぶりなのですね。この一ヶ月の間に最終試演も、劇作演戯の顔合わせもあったので、劇作イベントとしての活動はあったのだけれども。

ちなみに、

劇作イベントは、今、演劇をざっくり三つの段階に分けて、それぞれの取り組みを始めています。戯曲のプロットを作る【劇作イベント】、そのプロットで野村さんが冒頭10分の脚本を書き、稽古をしてみる【劇作試演】、その試演をもとに一本の作品を書き上げ、劇場公演を行う(イベント参加で公演を行う)【劇作演戯】の三本柱で活動しています。

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このうち、【劇作イベント】は、この企画全体の名前にもなっているように、すべての始まりであり根幹を担う取り組みになるわけです。

ここで私が何をしているか、

というと、トップの画像にあるようなホワイトボードの板書(とその板書の撮影)が主な役割になっています。

これが、結構、難易度が高いんですね。一ヶ月もブランクがあって私は今ちょっと不安になっています。

何が難しいかと言うと、イベントの進み方が毎度違うことです。トップの画像のホワイトボード、いつもこの三つの事柄を紙に書いていただくところから劇作イベントは始まります。が、その後は何一つ同じだったことはありません。基本的におしゃべりの中で物語が出来上がっていくので、その途中の状態がどうなっているかを捉えるのが、ちょっと大変です。イメージするなら、家電の餅つき機の中で餅米が餅になっていくような感じ。釜の内側を弾みながら転がるうちに、粒々の餅米ごはんがお餅になっていきます。ちょっと目を離した隙に、まとまって、つるんとしたお餅になっている日もあれば、ごはんの粒が躍り続ける状態がしばらく続くこともあります。これを書き留めていくスピードが、おしゃべりの速さに追いつくか否か。私はいつも戦っているのです。

初めてアシスタントに入ったのは昨年12月の東京での開催のとき。そのときの板書はこちら。

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劇作の内容は参加者の皆さんのものなので、写真に多少霞をかけておきますが、このときは何を書き留めたらいいかもよくわからなくて、ホワイトボード両面に入りきれないほど書きました。あんまり順番関係なく、隙間にねじ込んでいってる感が写真からも見てとれますね。

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これは最近のもの。少しは見やすくなった、ような気もしますが、わかりやすさを求めるあまり、書き留められないことも多いです。伸び代ありと信じたい。

さて、私は劇作イベントの創設メンバーではなくて、この12月の劇作イベント.6で初めて出会って、これまで来ているのですが、

劇作イベントの好きなところは

全く別のバックボーンを持った人たちが偶然その日に集まって、その日その時その場所でしか生まれ得ない作品の種が出来る、ということです。

参加者の方は、色んな方がいらっしゃいます。観るのが好きな方。演るのが好きな方。もちろん書くのが好き方もいらっしゃいます。最近書くことを始めた方、普段は学生服の方、ランドセルの方。

その人たちの言葉選びの一つ一つは、その人のバックボーンのフィルターを通した素材であって、それがその場ならではの物語を形作っていきます。

そこに無限の広がりを感じますし、だからこそ私はこの活動が好きです。

演劇は人と出会わずして作れません。野村さんとも話していますが、演劇をやるというとても広義な言葉の中で、この劇作イベントは私たちが出来る最小人数の演劇だと思います。

こんな状況だけれど、出来るならば、一緒にやってくれる方がいるならば、演劇をやりたいのです。それを私は必要としています。同じように必要としている人に、この場を用意したいです。

だから、考えうる限りの準備をして、板書を書くための心積りも準備して、まずは4月7日に臨みたいと思います。

参加希望の方、少しずつご応募いただいてます。私たち含めて7〜8人の小さな会、小さな演劇です。もし、参加したいと思ってくださった方がいらっしゃったら、ご連絡ください。

要小飴

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いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴