【0821】レジ袋のお化け
こんばんは、要小飴と申します。
コロナ禍の混乱の中で、7月1日からレジ袋の有料化が義務付けられました。皆さんはエコバッグ持参派ですか?それとも、レジ袋買う派ですか?
学生時代、Fのつく大手コンビニチェーンのお店でアルバイトをしていた私は、この制度を知ったときには(もし、現役でコンビニ店員やってたら、発狂するやろな)と思いました。マスクしたお客さんとやりとりするべき項目が増えるって、嫌すぎるでしょう。絶対聞き取られへんし。すべての接客業従事者の方々に幸あれ。
私がいつも行くスーパーでは、3人に1人くらいの割合でレジ袋を買う人もいるようですが、これからこのレジ袋というものは、珍しいものになっていくのでしょうか。私がよく小道具で作る音の鳴らないレジ袋も登場機会はなくなっていくのかもしれません。
いや、逆に「舞台の時代設定が平成だから、小道具の買い袋はレジ袋だよね」とか、「令和の初期だから、エコバッグとレジ袋半々じゃない?」とか、そんな時代を表す小道具になりえるのかもしれません。
ちなみにこの音の鳴らないレジ袋は、とある劇団さんに出演させていただいたとき、「ト書きにレジ袋ってあるけど、うちの演出はあのシャカシャカ鳴るレジ袋嫌がるんだよね」という劇団員の方のお話を聞いて、小道具を担当していた私が勝手に作ったもの。わりと好評をいただきまして、他の現場でも作らせてもらっています。
さて、私は通勤時のリュックの中にエコバッグを入れています。私の手元には、旅公演劇団所属の名残で、エコバッグがたくさんあるのでレジ袋を買うことは稀です。
しかし、この生活を始めてそろそろ一ヶ月半。いまだにレジ袋のお化けに取り憑かれていることを感じる時があります。
それは、会計を済ませてサッカー台にカゴを置いたその次の瞬間。私はごく自然に濡れ布巾や海綿に指を押し当ててしまっているのです。気がつくのは押し当てた指が少し湿ったその後。レジ袋を開くことのないこの指は、その少し湿った状態でリュックのチャックを開けるわけです。
あー、この無駄なワンアクション。これが一ヶ月半抜けないわけです。今日もまたむなしく濡れた指を見て、なんだか少し笑えてきてしまいました。習慣とも言えない、この無意識の所作。今の時代に生きる私ならではかしら。
それでは、今日はこのへんで。
【今日の自撮り】
帰宅して部屋の温度にあつぅ……ってなった顔
また明日!
要小飴🍬
いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴