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【1-0924】フェアリーゴッドマザーみたいに

こんばんは、要小飴と申します。

実は、この二、三週間ほど、頭の中がお姫様のことでいっぱいです。というのも、私は保育園で三歳児クラスの副担任をしているのですが、今年の生活発表会の劇でうちのクラスの女の子たちはみんなお姫様の役をするのです。今回の衣装は全てカラーポリ袋をメインとした私の手作りの予定です。カラーポリって、

こういう袋です。これを切ったり貼ったりしてドレスを作るわけです。

四種類のドレスは元々ベースとなるイメージはあるのですが、布地とポリ袋では質感も違いますし、仕様も違います。また、二次元の絵を三次元に起こすのもなかなか難しいです。(後ろ姿の絵はないんか)と検索しまくったりしています。その上で、元のデザインとイメージが遠くならない範囲で、より可愛く、子供たちが喜んでくれるのはどんなデザインがなのか考えながら、試作などに取り組んでいます。今のところ、ポリ袋でもバルーンスカートは作れるというところまで到達しました。

それぞれのドレスに合わせて、ティアラや王冠も作ります。これはモールとビーズ、金の工作用紙、レースなどを使って作っています。この作業がなかなか楽しいのです。モールでティアラ作るのなんて、作り方なんてありません。自分の指先でモールをくねくねと動かして、高貴な、愛らしい、勇敢な姫たちに合うようなティアラにしていくのは行き当たりばったりです。でも、なかなか良いのが出来上がっていると思います。写真が載せられないのが残念。

まだまだ生活発表会自体は先なのですが、早くから準備しているので、他の先生からは「うわー!力入ってるね!」と言われています。正直に言うと、「はい、力入れてます。」です。

コロナ禍で行事の一切なかった昨年を経ての今年です。子供たちは劇遊びはしていたものの、発表会という形で劇をやるのは今年が初めてなのです。地続きの部屋での遊びと、舞台に立ってやる発表会の劇とのハードルの高さの差というのは、それを好きな私だからこそ、よくわかっているつもりです。初めてそんな体験をする子供たちに、まず装いが変わって何かの役のするということの楽しさを感じてほしいと思っています。まず喜びを感じるのは舞台に立って拍手をもらうことではなく、いつもと違う服を着て、いつもと違う気分になること。

私はシンデレラのフェアリーゴッドマザーのようにドレスを準備して、姫たちが前へ進むその一歩を応援するつもりです。魔法の力はないけれども、願わくば私に好きを育てる力が少しでもありますように。

それでは、今日はこのへんで。

また明日!

要小飴🍬



いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴