【3-0629】久しぶりの

今日はインディペンデントのトライアル公開二次審査に行った。この形式は二年ぶりだそうで、最初のダイゴさんと勝山さんのトークや、幕間の音楽や、配られた審査用紙などがどれも懐かしく、私でもこれにこんな思い出めいた気持ちを持っていたのかというのを改めて思った。妙な懐古心が動いた。懐古心という言葉は……どうやらなさそうだ。

勝敗がついてしまうのがこの企画の良いところであり、心が痛むところでもあるのだが、本当に一人芝居をやる人はすごい。尊敬する。私はこの分野は観る専門。

でも、この観るという行為でも少し変化があった。今回特に、観ながら心から楽しめることが多かったのも、変わったところではある。作品たちが良かったのはもちろん、一人芝居を楽しむ観方というのを以前よりも身につけているのかもしれない、と思った。

そして、さらに、観ながら、ああ、これはあの劇場だともっとええかもなぁとか、これは1stに合ってるなぁとか、そんなことを何となく思うようになっていた。私にもそんな感覚があったとは。でも確かに、劇場というのは、大きさだけでなく、舞台の奥行きとか、天井の高さとか、客席との近さとか、そういうところに物語を纏うための間を持っていて、その間にぴたっと合う芝居は面白いなと感じる、気がする。

気がする、というのは、これが私の持論というわけでなく、今日の感覚を分析するとこうかな?という感じで、前述した通り、そんな感覚が自分の中にあったことが意外だ。

短い作品とは言え、今日は4本も劇場で演劇を観ることが出来て、とても嬉しい日だった。公開二次は明日もある。そのあとは、最終選考。戦い続ける人に大きな拍手を送りたい。

いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴