【2-0816】傷を探す

昨日演出から近い話があって、思うことがあったので、メモとしてまとめようと思う。

役者として、役を預かるときに考えることの一つとして、その役の傷を探すということがある。傷は服の下に隠れていたり、もう塞がって痕しか残っていなかったりするけれど、そのありかを見つけ出したら役の過去と「今」を間を推し量ることができる。そうやって作っていくことは芝居の選択肢を増やすことにもなる。

その上で、今回は「こいつらに傷なんかあるんかよ」と思われるような出力が必要。どちらもなければ成り立たない。ビールの泡みたいに、多少の苦味がありつつ、喉越しと共にあっという間に消える、その芝居になるといいと思う。

いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴