【1-0917】雨音が響いたら

こんばんは、要小飴と申します。

台風が全国ツアーをするらしく、昨日からムシムシ、今日は雨がしとしと降っています。大阪は明日が台風本番のようですが、私はワクチン接種予定。警報如何で延期されるようで、まるで遠足か運動会のようだなと思ったりしています。

雨の日は嫌いでないのですが、

色々被害が出るかと思うと、台風は歓迎できませんね。憂鬱な気持ちになりそうになりますが、そんなときには好きな雨の話を。

皆さん、好きな雨のシーンはありますか?

映画でも、ドラマでも、あるいは演劇でも、雨のシーンというのは特別です。事件が起きたり、感情が揺さぶられたり、物語の中ではそういうときに雨が降ります。

私が好きな雨のシーン、ぱっと思いつくのは、『となりのトトロ』の雨のシーンです。さつきが初めてトトロに出会うシーン、トトロが雨音に反応して顔を赤らめるのがとても可愛い……のですが、私が好きな雨のシーンはその少し前なのです。

それは、姉妹が茶の間でせんべいを食べながら、外の雨音を聞くシーン、「お父さん、傘持って行かなかったね」(今見返しているわけではないので、セリフは曖昧です)と話し、バス停まで迎えに行くことを決めるシーンです。古い家の天井の高い空間に、屋根や窓に当たる雨音が響きます。その守られている感じと少し不安な感じ、その相反する二つの感覚が共存するこのシーンが、私はとても好きです。小さい頃に私が実際に見たことのある風景のような気がして、懐かしくなります。

あの小さな不安は子供ならではなのかもしれません。不安があるからこそ安心を見つけていく。それはこの世界で生きていくために必要な発見なのだと思います。

今週末は私も外の雨音に耳をすませようと思います。台風に対する不安を忘れないように。身を守ることを忘れないように。

それでは、今日はこのへんで。

また明日!

要小飴🍬



いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴