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楽しみを、楽しむこと〜劇作演戯について〜

こんにちは、要小飴と申します。

トップの画像は、最終試演の台本です。

さて、5月の火曜日のゲキジョウの延期が発表されました。

これにより、劇作演戯『贋作シンデレラ』の上演も延期となりました。

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この写真はすでに配布されていたチラシの拡大。これだけ沢山の方々が関わってくださる作品です。やはりどうしても残念と思う気持ちはあります。
火曜日のゲキジョウに参加することを念頭に置きながら実施された三回の劇作イベントのうち、劇作イベント.9で生まれたこの作品プロットは、二回の試演を元に、劇作イベントで作られた構造的な美しさに、さらに人物と関係性の面白さが加わって、わくわくする脚本に進化しています。ここに役者さんたちの肉付けで作品の厚みが増す予定なのです。

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顔合わせで一度だけ集まっていた、この座組み。

劇作演戯、劇作イベントの良いところは、構成するメンバーがそれぞれの地から集まって、全く新しい場を作るということだと私は思います。特に劇作演戯については、色鉛筆と墨と油絵具とパステルと……みたいにそれぞれ別の画材を組み合わせて一枚の大きな絵を描くような、そんなイメージ。野村さんはそうだな、でっかいキャンバスで、私はイーゼルかな。調和が難しそうに思うけど、それさえ楽しみに思えます。

だから、それが予定していた日に出来ないとなると残念に思えてしまうのです。実は、この方々以外にも、まだ発表されていませんが、共に作品を作っていただく方々もいらっしゃって。その方々も本当に前向きに私たちの声に応えてくださっていて。それもなんだか申し訳ない気持ちになります。

でも、これは中止ではないですから。延期ですから。

延期っていうのは、本当はより良くすることですからね。雨の日に遠足に行くより、晴れの日に行ったほうが、そりゃ楽しいですもの。私たちが劇作演戯として作品を披露できるその日は、きっと少なくとも今よりは晴れた日になるはずです。

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だから、その判断をしてくださった火ゲキの実行委員の方々にも心から感謝します。今までもずっと色んなことに心を配ってくださっていて、本当にありがたい。

野村さんも参加者の方々も、皆さんこのことには少なくとも気持ちは前向きにとらえていてくださって、とても嬉しい。色々な状況が予想されるので、実際上演するとなったときどうなるかは正直わからないけれど、今回のことがマイナスな思い出にはならないように、これからも楽しいことをみんなが楽しめるような活動を続けていきたいと思っています。雨の日には雨の日の楽しみ方が見つかりそうだしね。

無理やりに前向きに明るくいる必要はないと思うけど、しょんぼりするのもそろそろ疲れてきたので、楽しみを楽しむ生活をしようと思う今日この頃でした。

それでは今日はこのへんで。

要小飴

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いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴