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【4-0410】桜に雀

【このnoteを開いてくださった貴方へ】

おはようございます、要小飴と申します。


関西にある遊気舎という劇団の末席に身を置き、演劇に勤しんでいる者です。平日昼間は保育園の先生をしています。

このnoteは、そんな私が日々の所感を記録しながら、自分の思考を再確認したり、自分なりの表現を探したりする、そんなものにしたいと思っています。

梅に鶯、と言うが近所の公園の桜には雀がとまっている。

え、ほんまに雀かな、と思ってもう一度見上げたけれど、姿を見失ってしまった。どこかでチュンチュン聞こえている。

私は桜の花を揺らす雀を見るのが好きだ。雀が嬉しそうに見える。何羽かのグループになって、何かお喋りするみたいに鳴きながら、ちょこちょこと移動する姿は園庭を走りまわる子どもたちみたいだ。この雀たちと、それからこういう時期にはよく降る雨によって、あっという間に葉桜になる。その致し方ない感じも、また子どもたちのようだと思ったりもする。そうやって時を進めるのが、小さい者の特権かもしれない。

長年の習慣で、5時台に目が覚める。遅い当番なのでそんな時間に起きる必要はないのだけれど、今は特に寝坊を恐れているので、二度寝することが出来ない。そんなわけで、朝ご飯がてら花見をしている。

電車に乗るべき時間にはまだまだ余裕がある。今見知らぬおじいさんに声をかけられて「近くにこんな見事なところがあるから、遠くに出掛けなくてもいいもんなぁ」と言われた。本当にそう。雀も来るし、散歩中の犬も来るし、野良猫が横切っていくし。水曜日の朝にこんなゆっくり桜を見られるなんて、幸せなこと。

これを活力に今日も頑張ろうと思う。

いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴