【3-0716】公演に向けて【ふ純喫茶 役者ブログ】

小飴です。

お昼間は保育園の先生として働いています。「ちゃんとお腹(シャツ)入れて」とか「はーい、お話しするよー、こーれ、お話しするよって言ってるよー、はーい、先生のほう見てねー、おーい、見てるかー、ちょっと!ちゃんと見てー、見てよ?」みたいなことを毎日エンドレスに口ずさんで過ごしています。

今回のお芝居の中の私は、お昼間の私とは正反対と言えるかもしれません。どっちかというと怒られる側の役。怒られることを凌駕したところで、くるくる躍る。そんな役かな。

そういう意味では、むしろ園児たちのほうが近いのかもしれないと思います。園児と言えども、彼らはよく見ています。よく思考しています。驚くほど純粋で、意外とナチュラルに狡い。人というのは、基本的に大きくても小さくても同じですね。自分というものを持て余しながらも、それを操るしかないと知っているのでしょう。

今週、担任をしているクラスの男の子が「〇〇くん、おおきくなったら、せんせーとけっこんする!」と言ってくれたので、嬉しくてついに保育園に絡めて書いてしまいました。その子はいつも私に叱られてベソをかきまくっている子で、多分私のことは鬱陶しいと思っているだろうなと思っていたので意外すぎて。(私わりと低い大きい声で叱って周りをしんとさせるタイプです)

日々の振る舞いがどんなふうに目に映っているのか。それもまた神のみぞ知る。そんなことも芝居には通じていきます。「すべての道は芝居に通ずる」ですね。子供たちの前ではいい大人でありたいですけれども。

そういう意味では、間違っても子供たちには見せられない、色んな意味で大人のお芝居になってるかな。なっているといいな、と思っています。

生きていると、お芝居をやっていると、色んなことが起きますけれども、無事に本番を迎えられることをただただ祈りつつ、稽古のラストスパートを頑張りたいと思います。

それでは、本当に、次はシアターNyanでお会いしましょうね。本日のブログ担当は要小飴でした!またね。



いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴