【0726】これが最後ならば
こんばんは、要小飴と申します。
今日はちょっとショックなことがあったので、手短に。まず自分の気持ちを整理します。
おい、私。
あと少しの間しか会えないとわかった途端に、今日もっと抱っこしておけばよかったなんて、目を真っ直ぐに見て話を聞けばよかったなんて、そんなことを後悔してるんじゃないよ。
どちらにせよ、限りのある関係性だろ。それはわかっていることだろうがよ。
これが最後だったら、なんて考えなくても、あっという間に最後はやってくるんだよ。
残るのは今日の顔なんだ、今日の言葉なんだ。
わかってるはずだろう。ちゃんとしろ。
普段、保育士の仕事をしています。子供たちにとって保育士は、他者に対しての盾があまりにも非力な年頃から、あまりにも密な関係を作っていく相手の一人です。非力な盾に精一杯しがみついたり、盾をかなぐり捨てたりして、子供たちは保育園に、いや、私たち保育士のそばに自分の居場所を作っていきます。家族がいない園の中では、時には保育士が心の拠り所になって、子供たちは驚くほど強い信頼を向けてくれたり、真っ直ぐな感情をぶつけてくれたりします。
でも、その関係は年度毎に切り替わるのです。うまく持ち上がっても6年間が最大の期間。実際はもっと短く、あっという間に赤の他人です。年度途中にその関係が終わることもあります。もちろん関わったすべての子が、今も幸せであることを願っていますが、直接的に向き合えるのは今この時に目の前にいる子供たちだけ。
毎日毎日会っていると、そのことの稀有さを忘れてしまうけれども、もう一度思い出して、子供に向き合おうと思います。今日は心底それを思いました。
うん。
それでは、今日はこのへんで。
また明日!
要小飴🍬
いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴