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目標を掲げる

こんばんは、要小飴と申します。

さて、今日は。

今日は、やはりこのことに触れないわけにいかないのですね。5月26日(火)は、劇作演戯が30×30で『贋作シンデレラ』を上演するはずだった日です。

今年の、3月くらいから今日まで、公演中止(延期)という決定がなされた公演は数えきれないほどあります。たくさんの演劇関係者が、お客様が悩んだり残念な思いをしたりしながら、今日まで過ごしてきました。(そして、これからもたくさん悩みながら過ごしていくことでしょう。)その中には私が関わっていた公演も決して数は多くないけれども、あります。

この劇作演戯の『贋作シンデレラ』は、そのうちの一つであり、この延期にはさすがに落胆したものでした。

↑そのときのnote。

そして、そのときのTwitter↓

おぉ、前向き。あのときの私、前向き。

そう、緊急事態宣言が解除され、徐々に経済活動などが再開されていくなかで、思うのはこの公演のこと。種はまかれているのだから水と養分をしっかり吸収して、と言った私は水と養分を取り込むことが出来ているだろうか。この花を咲かせるために、目に見えると見えざるとにかかわらず動いているだろうか、と思うのです。

実は、劇作演戯は上演をしたらそこで終わり、ではなく、そのさらに先があります。少し先の未来に、劇作イベントで作る数々のプロットを、一つ一つ試演しながら戯曲にし(劇作試演)、その戯曲の上演(劇作演戯)を一挙に行う、劇作イベントで作った作品群のお祭り、とも言える劇作万博を劇場でひらくという目標があるのです。

野村さんとこの計画を立てていたとき、野村さんはこれは「夢ではなく目標」だと言いました。「目標」であれば達成することが出来るということです。

そして、達成するためには、動くしかないのです。状況は今までとは違って見えますが、それでも動けば、目標と現在位置の関係は何かしら変わるはずです。

私たちはステイホームの時期にも劇作イベントをオンラインでやるということを試みることが出来ました。私たちというのは、野村さんと私、だけではなく、これまでの参加者の皆さんのことも指しています。オンラインに参加してくださった方々、事の次第を見守ってくださった方々。そして実はこのタイミングで、新たに興味を持って連絡をくださった方もいらっしゃいました。次に開催されることを心待ちにしていると言ってくださる方もいます。

これからどんなふうに演劇の環境が変わっていくのかはまだ未知ではありますが、変わっていった中にも私たちの楽しみ方はきっと見つけられるはず。

なんにせよ、目標があることは自分にとって必要なことです。目標がなければ、日々の暮らしに埋没してしまう私。劇作演戯以外にも、私が関わっていたもので公演が中止になったものは、どれも期日は決まっていないけれど延期という決定になっています。延期ということは、つまり遠くない未来に再び本番日が来るということです。その日までの、自分なりの目標を掲げて、一日一日少しずつでも動いていきたい。そう思っています。

それでは今日はこのへんで。

要小飴

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いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴