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陰謀論者と対決してみた

 こんにちは「かなめ かいじ」です。
ライター業を齧り始めて5年程経って、インフルエンサーと組んで仕事なんかをしているからかいろんな方とお話しする機会がありました。

 今回は「ガチで陰謀論を信じている人」と話した時のことを書きます。

終末が訪れるらしい

 その人曰く、戦争や天災の影響で世界は終末へと向かっているらしい。終末が訪れると国家なんかの機能が失われたり、物価の異様な高騰により、庶民たちは自給自足の生活をせざるを得ないらしいです。なのでその人は来るべき終末に向けて、畑や狩猟などの準備を整えているそうです。   

 私は世界が終わるのならいっそ私も滅びてしまいたいという願望を持っているので、何があっても抗って生き延びたいという思想は眩しく、そして人間としての美しさすら感じました

勧誘はされた?されなかった?

 畑なんかを良ければ見に来てね、とは誘われましたが終末論者が集まるグループに入ろうとかそういう勧誘は一切ありませんでした。
 ご自分の中で終末論という価値観を持っていても「私は世界が滅ぶなら私も一緒に滅びたい」と口走った私に対して「そうなんですね」と私の価値観を尊重する姿勢を見せてくれました。これについては個人的に驚いたところです。

大真面目に信じている終末

 広い心の持ち主とはいえ狂気的な一面もありました。飼料の高騰により牛や豚がたべられなくなる時が来るのだと大真面目に信じているので「これからは鹿肉の味に慣れておかないといけませんね」とサラッと凄いことを口にしていました。本当に大真面目に心の底から陰謀論を信じて、そして来るべき終末に備えていることを私は理解しました。

みんな誰しも宗教を持っている

 陰謀論者と言ってしまうとなんとなく恐ろしいイメージですが、私だって「世界が滅ぶなら私も一緒に滅びたい」と思っています。つまり誰しもが思想、宗教を持っているのです。それを形容する時に陰謀論者とか名前がつくからややこしくなるだけなのだと話してみて思いました。陰謀論者の人は「たとえ世界が滅んでも抗いたい」と言っていました。陰謀論者の世迷いごととして、笑うにはあまりにも美しくて人間の生を肯定する言葉だと私は感じました。

あとがき

 陰謀論者の人が2023年6月に天災や人災によって大きな終末の扉が開く、と私との別れ際に教えてくれました。現在2023年7月9日ですが私は普通に仕事をして同人小説を書いて、それなりに楽しく過ごしています。あれ終末は?
 予言は外れたのでしょうか。それとも私たちの知らないうちに終末は始まったのか?その答えはもう少し後になれば分かることでしょう。

 いずれにせよ私たちの人生は長いようで短い訳ですから、今のうちに楽しいことをしておこうと思います。

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かなめ かいじ
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