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いろんなかたち

今の時代、夫婦のあり方、パートナーとの関係なんかもさまざまで、本当にいろいろなかたちがあると感じている。

先日、友人と女3人でオンライン飲み会をした。
最近の近況報告から始まり、家族のことや仕事のことなど、女3人の会話は止むことがない。
その中でも、恋愛に関する話は興味のあることであり、永遠の少女たちにとってはかけがえのないテーマともいえるだろう。いくつになっても不変の盛り上がりをみせる。

1人は、神にゆだねて神が決めた人と出会うはずで、その人と一緒になると真剣な顔をして言う。
私ともう1人は、「あなた今、一体いくつなのよ。笑」
またもう1人は、男なんて疲れた、もういいわと早々に切り捨てる。
その割には、美味しいものを一緒に食べたり楽しいお話しができる相手が欲しい…とか言ったりするから、どっちなのよと突っ込まずにはいられない。

私「もういいやと思っちゃったら、近づきたい男も近づいて来ないでしょ」
彼女「うーん。でももう面倒くさくって。家に自分以外の誰かがいるってことに耐えられなくない?」
私「ずっと一緒にいることが前提でなくてもよくない?」
彼女「… …。」

実際に、私の周りには夫婦であってもパートナーでも一緒に住んでいない人たちもたくさんいる。あえて別居なわけではなくて、いろいろな事情で今はそうなっているということがほとんどだけど。
夫婦だから、パートナーだから、いつも一緒に居なければならないことはないし、そんなのただの他人の勝手な思い込みに過ぎないのだろう。

個人的にはそもそも結婚がすべてではないし、してもしなくてもいいと思っている。その時の流れに任せるのがいいときもあるだろう。
けれど、「家族になる」ということを考えた時に思うのは、万が一、相手に何かがあったときに、一番の緊急連絡先になれるということ。
私に何かあったときにも同じように、私のすべてを任せることができるということ。これに尽きる気がする。こんな風に思うのも年を取ってきたからなんだろうか。
例えば私に何かあったとしても、今の関係性であれば誰も彼には連絡しないだろうから、ずっと何も知らずにいることになるのだろうな。
そんなことをふと思ったら何だか少し寂しいような気もして、なんでかこの話をしたのだけど、彼は少し動揺して若干拒んでいたようにも見えた…のは気のせいか。笑

独りでいる時間も大切だし、一緒にいる時間は貴重。久しぶりに会う瞬間はいつも喜びを大いに感じられるのが新鮮だし嬉しい。
この辺りがお互い同じ感覚なのだと思う。大好きだけどいつも一緒にいなくてもいい。だから距離はあっても納得しているし、離れていても寄り添いたいと思う。
でもこれは、あくまでも私たちのかたち。
バランスがよければ、どんなかたちでもよいのだと思う。
この先も、お互いがよいと思うかたちを創っていけばよいのだろうな。

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