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猫 の看取り介護①


〜急性腎不全から2年が経ち食事を取らなくなった愛猫セレスちゃん11歳♀の介護記録〜

セレスちゃん11歳が体調を崩したのは2年半ほど前だった。
キャットフードを食べた後突然嘔吐し、反応はあるが動かなくなった。
その後食事を摂ろうとしない。

病院で調べてもらったところ、腎不全を起こしており、長くないだろうと。

血液検査の結果、基準範囲を大きく外れていた項目
BUN尿素窒素140↑mg/dl
(基準範囲17.6〜32.8)
CREクレアチニン6.77mg/dl
(基準範囲0.8〜1.8)
IP無機リン12.7mg/dl
(基準範囲2.6〜6.0)
LIPリパーゼ22U/l
(基準範囲〜0.5)



食事について聞かれ、元々食事に関心が薄く出されたご飯だけは残さず食べるが、他の猫が人間のいろんな食べ物に興味を示すようなことは無いので、過剰な摂取も無かったと伝える。

治療方法として、いわゆる透析を紹介されたが、飼い主としてはそこまでしても寿命が延びるとは思えず、このまま自然に任せることを選択。
覚悟します、と伝え病院を後にした。

食事を腎臓食に切り替えたり、愛猫の過ごしたいようにさせて様子をみる日々。

しばらくは横になってることが多かったが、徐々に食事量が戻ってきて、ひと月くらい経つと、いつも通りの様子に戻ってきた。

それから2年ほどは、体調もほぼ回復し、尿も便もきちんと出ていた。

2年を経過した春頃から鼻水がよく垂れるようになる。元々猫風邪に罹っていたこともあり、免疫が落ちてきてるのを感じる。

ご飯はもちろん、この頃から水分摂取量は増えてきて、いつもの量では足りず給水量を増やすようにした。

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