猫 の看取り介護③
〜急性腎不全から2年が経ち食事を取らなくなった愛猫セレスちゃん11歳♀の介護記録〜
最終の便が出て、食べなくなってから12日が経ち、
足元ふらつきも目立ち、目も虚ろで、毛のパサつきも進んできた。
7/29強制給餌をすることに。
ドライキャットフードをお湯でふやかし、指で潰せるくらいのペーストを作る。
セレスちゃんをタオルでくるんでから、お薬を飲ませる要領で、人差し指で掬ったペーストを上顎につけるように押し込む。
口に入ったら、喉を撫でて嚥下を促す。
最初は、飼い主がおっかなびっくり、タイミングが合わず、2クチでセレスちゃんの抵抗に負け一旦止める。
2時間くらいあけ、再び給餌。
飼い主もコツをつかみ、最初よりテンポ良く4クチ程度の摂取に成功。
吐く様子はない。
少し目がはっきりしてきたのと、ふらつきが少しおさまっていた。
この方法でしばらく栄養補給ができると確信。
この日は計4回給餌。
普段食べている量を考えると、トータルで1/3程度しか摂れていないが、
恐らく消化にも体力を使うだろうし、給餌の時の抵抗を考えると、セレスちゃんが嫌がるのを押さえつけてまでするのは飼い主としては出来ない。
量にこだわらず、セレスちゃんの負担にならない範囲で、栄養摂取してもらうなどケアしていくことにした。
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