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低空飛行からの着陸へ

みなさん、お元気ですか?
長女がよく「夜に目を閉じた瞬間に、朝が来た。一体なぜ、何が起こってるんだ…」という話をするのですが、まさにその速度で月日が経ったように思います。

5月のGW明けから体調がガタ落ちし、ほとんど何も大したことはできないまま、最低限の、他者が絡んでいる大事な仕事の塊のようなものを、からだ任せに千切っては投げをしながら、毎日死にたいばっかり夫に言っていた、ここ1ヶ月でした。
なんて夫不孝な妻だろうね…
そんな妻に付き合ってくれる夫、世界中どこ探してもうちの夫しかいないって、本気で思うくらい、日々ごめんなさいだ。

最近アドラー心理学の本を読んだんだけど、まさに夫は「愛する勇気」を持って実践してる人なんだなぁと、本から目を上げてまた感心した。


なんでこんなに体調ガタ落ちしたのかと言うと、色々大変なことが重なって徐々にやばいぞ感が出ていたものの、そこからガタ落ちし、2月で辞めてしまった薬を再開したところ、その副作用がそれはそれはとても凄まじく、トドメを刺した感じがありました。

1日中吐き気、胸やけ、頭痛、無気力、めまい……ってまるで、妊娠中のつわりのような症状…!!!??と焦ったが、無事に妊娠はしていなかったです。

人生、そんなもんだ。


そんなくらいガタ落ちするちょっと前に、ある方2人がそれぞれのタイミングで、NHKスペシャルの番組を薦めてくれた。


サカナクション山口さんの「”うつ”と生きる」だ。

同時期に2人の人がそれぞれ違うタイミングで薦めるのだから、「これも何かの縁だな、見ておこう」と、ぎゃあぎゃあ騒ぐお風呂上がりのこどもたちを尻目に、NHKプラスで夫と観た。


とても正直で、いい番組だった。


その山口さんの姿そのまんまが私のようだった。
一進一退、そうだよね。ああ、治すとか、治る、とかではなくて、ずっと付き合うもんなんだなと、その未来にちょっと凹んだ。

結局薬は飲み続けなきゃいけないし、不安定さに周りを巻き込んだり、振り回したり、時に迷惑をかけたり、約束ごとができなかったりが発生してやっぱりまた迷惑をかけてしまったりする可能性があるわけで。
(まあそれは、生理前後の不安定な時期とか生理痛とか、更年期の症状で周りにも迷惑をかけてしまうことがあるとかと同じか…)

そしてそんな自分に、周りはちょっと壊れやすいものを扱うように気ィ遣うようにもなったりするんだろう。


そうそう、治療していたときは、やっぱり治療にゴールが見えないことが、しんどかったんだよ。
どういう状態になったらゴールなのか、治療は終わるのか、いつになったらげんきになるのか?そして、根本的にどうしたら、再発しないのか。


いや、そもそも元気ってなに?
パワーみなぎるって、どんな感じ?
そんなことも、ちょっと久しく分からないというか、ずっと体も心も省エネモードだった気がする…。エネルギーのコントロールって難しいよね。


だからこどもたちってとっても眩しい。
こどもたちにとっては、過去も未来もなくて、「今」という時間軸しかないから、夕方に向けてパワーセーブするという考えがない。ただ今、パワーをめいっぱい出して楽しむ、ただそれだけだから。



そうこう足掻いているうちに1ヶ月以上が経ち、まだ全然低空飛行だけど、久しぶりにnoteを書けそうだったのと、メンバーズ登録している人たちの姿がチラついて、書かねば、、、な気持ちが勝り、今に至ります。


さて、そんな私の低空飛行ですが、今は着陸に向かって進んでます。
飛んでる最中に止まることは難しいので、着陸。
って言っても、具体的にどうするとかは自分でも分かってなくて、ただ「着
陸」のイメージで自分を調律して行きたいな、という気持ちだよ。
でもその着陸の仕方が分からないから、ぐるぐる旋回中…
そして世界も周り中。
そうそう、世界は回り続けているのに、誰にも迷惑も心配も負の感情をかけずに止まるとか、休むって難しいよね。

私はまだまだ自分のエネルギーのコントロール修行中です。


PCのチカチカ画面つらい、電話つらい、言葉書けないほどしんどい、やることたくさんすぎて時間ない、いろいろ無だ、、、な状態から、少し気持ちが「言葉を出す」に向かえるようになった今日は今日で、奇跡的な日で、はなまるだね。


もう少し、自分を観察してみようと思います🙇


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かなやん(佐藤可奈子)
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