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自分を救ったもの

数年前まで、自分のことが大嫌いで、陰や闇から逃げることばかり考えていた。
今でも、自分の一番好きなもの大切にすべきものから目を背け続け、心の底からワクワクしたことも身震いするほど感動した記憶もなく、心が緩慢で絶望的な死に向かっていた16〜25歳頃までの日々で私は何を得たのか、若い間の約10年という決して短くないあの年月がどういう意味を持つのか、よくわからない。
ただ一つ思うのは、二度とあんな風に自分を嫌いになり否定し続けるような生き方はしたくない(成長しないし何より自分が辛い)し、そのような状態からはなるべく早く抜け出した方が良いということ。
今後そのような状況になった時もしくはなりそうな時どうすれば良いのか、自分なりに考えた。

1.メタ認知をすること。自分が今どういう気持ちで、どういう状況にあるのか、何が不満なのかを、知るべき。さもないと、ずっと迷路の中をぐるぐるすることになる。

2.好きなものを大切にすること。中でも「好きでないものを排除する」ことを心がけたい。定期的に断捨離や整理整頓をすることで、本当に好きなものや大切なものを見失わないようにする。好きなものは、現在や未来を照らす懐中電灯。

3.自分を愛し、信じること。「どうせ私は何もできない」と思い続けていたことで、多くのチャンスを逃し、可能性を殺してしまっていた気がする。そして過去の良い思い出すらも、塵芥のように無意味に心の底に沈澱してしまっていた。自分への愛や信頼は、心への水やり。良い思い出や美しい思いを発芽させ、健やかな心になるための。

自分を客観的に見つめること。自分を愛すること。自分の身の回りを整えること。
思い返せばこれら3つを社会人になってから少しずつ積み重ねたことで、また自分を好きになれたんだなあ。
これからも、常に心の片隅に置いておきたい三箇条です。

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